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【4/4文字起こし】話のきっかけが生まれやすい自己紹介とは

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi" on 9th of January.
se it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニング

おはようございます。話し方講師の高山ゆかりです。
毎週木曜日は話し方・伝え方のヒントをお届けしています。

新年度が始まったばかりなので
なるべく今の時期に合う内容をお届けしたいと思っております!
そこで今日のテーマは、自己紹介についてです。

相手との会話のきっかけが生まれやすい自己紹介だったり
実は話すときに、この内容を盛り込むことが
誰かへのGIVEになるかもしれない。
そんな話をしていきます。
ちょうど誰かと名刺交換をするときに、自分のこと少し話すなぁとか
人の前に立って1人30秒ずつ1分ずつ自己紹介をするな、
何話したらいいか迷うなぁ…と思っている方のお役に立てたら嬉しいです。

なお毎週月曜、木曜日の内容はnoteに文字起こしをアップしています。
内容の復習や話し方のトレーニングにお役立てください。
こちらの配信の概要欄にリンクを載せています!

本編とエンディング

それでは本題のスタートです。今回は自己紹介についてです。
相手との自己紹介の会話が生まれやすい内容ですとか
もしかしたらこれを話すことが誰かに「それ気になる!」「教えてほしい」
って思ってもらえるきっかけになるかもしれない…
そういった点から話をしていきます。

まず自己紹介と言うのは、人と人とのコミュニケーションの扉です。
皆さんも誰かの自己紹介を聞いて
この人と仲良くなってみたいな
後でゆっくりお話ししてみたいな
また会いたいな、と思った経験があるのではないかと思います。

このように、初めて会ったときに自分がどんな話し方をして
自分が何を伝えるかによって
相手と自分との関係が始まるかもしれません。続くかもしれません。
でも始まらないかもしれません。続かないかもしれません。

もちろん出会った人全員と、次また会う約束をするとか
出会った人皆さんに対して「また会いたいな」「後で話しかけたいな」
「仲良くなりたいな」とか、そう思うことってないですよね。
やっぱり人には相性というものがあります。

なんですが、もし自己紹介の伝え方ひとつで
後でゆっくり話してみたいなって
より多くの人に思ってもらえたら、
それってたくさんの人とのコミュニケーションの扉が
開かれるかもしれない
っていうことです。

ではどのように自分のことを話したらいいかですが
今日はひとつ紹介します。
何かと言うと…これ、特に目新しいことではないはずなんですが、
自分の好きなこと、得意なこと、
または最近ハマっていることについて話す 
ということです。
(…ちょっとここまでの内容で目新しい何かを期待していた人には
申し訳ないんですけれども)

どうして自分の好きなことや得意なこと、
最近ハマっていることを自己紹介に盛り込むと良いのか、
そしてそれがどうして相手へのGIVEになり得るのかについて
話をしていきます。

まず自分自身が好きなことやハマっていること、得意なことって
他の人よりも少し、または他の人よりもかなり詳しいことだと思うんです。

なので、それを自分のことを話すときにしっかり伝えていくと
そのことに興味を持っていた方、そのことに現時点では詳しくない方が
「あとで話を聞いてみたい」「それについて知りたい」
と思う可能性が出てくるということです。

例えば本が好きならば「読書が好きです」と言う。
もうこれだけで、
同じく本好きの方に興味を持ってもらえるかもしれません。

ただこのとき、もう少し具体的に言えるとさらに良いです。例えば…
本が好きです。最近は中でもビジネス書にハマっています。
で、ビジネスの中でもこういうジャンルの本をよく読みます。

小説が昔から好きで、本屋大賞にノミネートされる作品は
出来る限りチェックしています。

というふうに、本の中でもどんなジャンルが好きなのか
どんな読み方をしているのかも話します。

そうすると、まさに本屋大賞のミネート作品が気になっている方でも
10個全部チェックするのはちょっと大変だなぁと思っている方は
「特にお勧めのものありませんか?」
って聞きたくなるかもしれないですし
そろそろビジネス書を読み始めたいと思って
(…何がそろそろなのか ちょっと自分で言ってみて
わからなくなってしまったんですが、、)

とにかく本を読み始めたいなと
本を読むことに慣れたいなと思っている方にとっては
まず読みやすいビジネス書が何かっていうのを
本が好きな誰かに聞きたくなるかもしれません。

こういう風に自分が好きなことだったり、得意なことだったりを
自己紹介で話すときにためらってしまう方もいらっしゃると思うんです。
なんだか自分のことをアピールしているみたいだなぁとか。
あと、私は何に詳しいです!って堂々と言うのは
なんだか自慢しているみたいだし
しかも世の中にはもっと詳しい人がいるであろうから
そんなこと言えないよ…と思って
言うのをためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ただですね。これは言い方次第であること。
そしてもう一つは、人と比べないことです。

まず言い方ですが、もう、
詳しいですとか 得意ですとか、私は言ってもいいと思います。
でもその言葉を使うことに抵抗があったら
「何なにを開拓しています」とか
「何なにについて何年間学んできました」とか
詳しい・得意以外の言葉で表現するといいです。
あとはどのくらい継続しているか、とかですかね。

そして、人と比べないことについてですが
もうあの、とにかく、比べだしたらキリがないです。
例えば私も本を読むことが好きですが、決して読書家ではないです。
1ヵ月に何十冊と読んでいる方、いらっしゃいますよね。
そこまでの量を読んではいません。
でも人に紹介したくなる本だったりとか、特にビジネス書ですね。
後は話し方や伝え方聞き方コミュニケーションに関わる本は
それなりに読んでいるので、もし人にオススメを聞かれたら
何かこれ!って言うものをご紹介できます。

周りと比べそうになったら
自分がどのようにそれを楽しんでいるのかを言葉にしてみてください。

これは先ほども私の例としていましたが
本が好きです。でも読書家ではなく
たくさん読んでいるわけではありません。
職業柄、話すことや伝えること、聞くこと、
コミュニケーションに関して興味があるので
そのジャンルの本はもしご興味があったら
お勧め何冊か紹介することができます!とか。

自分自身がどのようにそれを楽しんでいるか
どのようにそれらに触れているかを言葉にしていくと、
自分らしく話すことができます。
それによって誰かの役に立てたら嬉しいと思いませんか?

なので、自分の今好きなこと、ハマっていること
昔からやり続けていることを、自己紹介にたった一言入れる。
それがもしかしたら誰かへのGIVEになるかもしれないと思って
そういった内容を盛り込んでみてください!
今回は自己紹介についてでした!

今日もお聞きいただきまして、ありがとうございます。
お相手は、高山ゆかりでした。また明日!

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