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遠くに住む息子家族がコロナにかかった時できること

珍しく息子から電話がかかってきた。
ヤツからの電話は、ロクな連絡ではない。
大概SOSの時しかかかってこないからだ。
まさに、便りが無いのは良い便りの典型だ。

今回も、ギョッとする電話だった。
「嫁と息子(3歳)がコロナにかかった。助けてください。」
病院の駐車場で待機中の電話だった。
嫁の具合は悪く、息子は39度の発熱でも元気でいる。
本人と娘(5歳)はまだ未症状と言う。
軽自動車の狭い車中での密集・・・。時間の問題のような気がする。

案の定「うつったみたい40度ある」とLINEが入る。

具体的に何をして欲しいのかと聞くと、食材を送って欲しいという。
自分で欲しいものを頼んだ方がいいのじゃないかとネットスーパーのアクセスを教えるが、念の為「送った方が良いものあったら連絡して」とLINEしたら、すかさず要望が届いた。

「レトルトカレー、冷凍うどん、麦茶、ポカリ、牛乳、ヨーグルト、麻黄湯、納豆。」具体的じゃないか・・・。

ネットスーパーは使ったことがないので、まず、登録からだ・・・。
息子の自宅の郵便番号を入れて、配達可能地域のスーパーを探す。
「おうちでイオン」と言うのがある。届け先とカードの名前が一致しないとダメというので、自分の名前で息子の住所で登録する。

夜11時ごろ発注して、翌日12:30-14:30に届けてくれる。便利だ!
しかもコロナ対応で「非対面での受取希望」というのができる。

さて、薬はどうしたものか、家にある麻黄湯を送るにしても翌日には届かない、そうだ!Amazonで送ろう!と検索するが当日発送ができない。
今一度おうちでイオンで検索すると、イオンの薬屋さんから届けてもらえる。一気に発注すればよかった・・・。

朝起きて・・・。そうだ、保健所から酸素飽和度を測るパルスオキシメーターを借りれるよな・・・と検索すると、3日で届くとある・・・。遅くね?
そういえば、同僚の家族もすっかり治ってから届いて、速攻返したと言っていた。
仕方ない・・・買うか・・・Amazonだ・・・。5290円、結構するのね・・・でも金額の問題ではない。ポチる。本日届くそうだ。

そういえば、ヤツは検査をしてないと言ってた。
「なんで、病院に行った時にしないの?」
「いや混んでたから・・・」
ポンコツの遺伝だ・・・。

検査キットをまたまたAmazonでポチる。家族もいるから10個セット。
こちらも本日届く。

息子にLINEで、保健所の配食サービスも申し込むよう伝える。病院の検索サイトも送る。埼玉県の自宅療養の手引きというのもあったので、それも送る。

普通の風邪とかでSOSだと、出張って行って家事手伝いとかできるけど、コロナだとそういう訳にいかないのがもどかしい。

がしかし、こうして遠隔から物資補給できる時代なのがすごいな〜。と改めて思うのであった。
仕事休んで、1時間電車に乗って、自分で買い出しに行って、届けて、会いもできずに玄関ドアにぶら下げる・・・そんな不毛な支援でなく、居ながらにして、仕事を休むことなく、必要なものが最短で届けられるのだ。

ITとロジスティックに感謝。

若い者たちの自然治癒力を最大限に発揮して、早く治りますように。
重症化しなければ、これで免疫できるだろうから、予防注射の心配もしばらく無くなるだろうしね・・・。

しっかり祈らねば・・・。


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