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2023年 冬アニメ視聴作品雑感(完走した感想)

こんにちは、急上昇する気温に早くもバテている者です。もう春アニメも佳境に入っているところですが、2023年冬アニメ(+α)の一言感想を書きます。今年の冬は13本視聴しました。

1)アイドリッシュセブン Third BEAT!(27話-30話)

私史上最も熱いアイドルアニメ、アイドリッシュセブン3期2クール目のラスト5話です。かつてあっただろうか、対立するアイドルを事故死に見せかけて葬ろうとするアイドルアニメが。ぶっちぎりで犯罪です。本当にありがとうございました。3期も大変濃厚な芸能界サバイブエンターテインメントでしたね。無論そういう部分だけがこのアニメの魅力ではありません。登場キャラ達のアイドルとしての生き様。そして訴求力。素晴らしかったです。3期はなんといってもTRIGGER。かつて一世を風靡したプロデューサー(一体、何室哲也なんだ……?)から提供された「DAYBREAK INTERLUDE」の素晴らしさに涙。圧倒的名曲。

2)不滅のあなたへ Season2(11話~20話)

2022年内に放送された10話の続きから。国を味方につけてノッカーとの全面戦争に挑むフシたちの戦いが描かれました。数で圧倒され、徐々にジリ貧していくフシ陣営、一体どうなるのか……と思ったら17話で開いた口が塞がらなくなってしまいました。さらに18話、19話と怒涛の展開で、やっぱりこの作品凄いなぁと感心。心を抉るような厳しい展開も見せつつ、連綿と続く人の営み、愛すること、生きることの意味を問いただす深い物語でした。そして驚きの現代編。楽しみ過ぎます。

3)ポケットモンスター めざせポケモンマスター

TVアニメシリーズ全面リニューアルという衝撃的なニュースの後にスタートしたサトシの旅 最終章。初期ポケモン世代にとって、これ以上ないほどサービス満載のアニメでした。OPの「めざせ!ポケモンマスター」のメモリアル映像からして泣かせにきてますよね。EDで「ひゃくごじゅういち」を当時のまま使用するのもニクい。毎話、懐かしのキャラクター達が再登場するほか、これまでのオマージュが盛り沢山。1話1話がサトシの26年を総括するような内容に仕上げられていて、グッと来ないわけないんです。締めの爽やかさがまた涙を誘いますが、不思議と喪失感はありません。こんなに素晴らしい作品が人生に寄り添い続けてくれたことは幸福でした。サトシとピカチュウの旅はこれからも続く。続くったら続く。

4)HIGH CARD

原作が「賭ケグルイ」でお馴染みの河本ほむら兄弟。制作にサミーがいる。これはカードギャンブルで賭け狂う系アニメか!と思いきや、バリバリ異能力バトルものでした。全編通して、主人公・フィンと、その教育係であるクリスのバディにスポットが当てられたエピソードが多かったですね。能力バトルものとしては割とベタでしたが、個性豊かなキャラクターたちのわちゃわちゃは結構楽しめました。ストーリーはまだまだ謎も多いので、最終的な評価はシーズン2次第かもしれません。(すでに制作決定済み)

5)氷属性男子とクールな同僚女子

雪男の末裔・氷室くんと、同僚のクール女子・冬月さんの恋模様を描いたラブコメディ。原作を途中まで読んでいたので、アニメもなんとなくで観ました。ストレスになるような展開が皆無なので、のんびり観れる作品です。

6)Buddy Duddies

生活スキル高いチャラ兄さんとダウナー系凄腕ヒットマンの殺し屋コンビが突如4歳児を養うことになり、育児と殺しの両立に奮闘するホームコメディ。悪戦苦闘しつつも娘への愛に目覚めていく2人の姿がとても良いです。各々が抱える欠陥に苦悩しながらも繋がりを深め、家族になっていくところには温かな気持ちにさせられますね。主人公が男2人といってもBL的な要素がほぼないのもポイントかもしれません。バイオレンス&シリアスもありながらも割とノリは軽く気軽に見れて、かつ親子ものとしては王道なハートフルアニメでした。

7)うる星やつら(2022)(12話~23話)

2022年版うる星やつらを最終話まで視聴。もうこれは「うる星やつらだった」という感想しかないような気もします。最新技術で令和に正しく蘇ったうる星やつら。ノリがそのままなので合う・合わないはありましたね。最終話の「決戦!!友1クイーンコンテスト」は正直少し辛かった……。2024年には第2期の放送が予定されています。一応視聴継続予定です。

8)トモちゃんは女の子!

ボーイッシュな女子高生・相沢 智(トモ)と、そんなトモが思いを寄せる幼馴染・久保田 淳一郎の二人を中心とした人間模様を描いたラブコメディ。原作のことを全然知らなかったのですが、ピュアな二人の両片思い的な恋愛はかわいらしく、ストーリーもギャグ調でテンポよく進んでいって面白かったです。ちょうど1クールくらいの長さにピタッとくる作品でした。

9)ノケモノたちの夜

モフモフイケ悪魔と幼女の旅行記です。登場人物たちの境遇は結構悲惨だし、起きている出来事もシリアスなはずなんですが、悪魔たちが妙に軽ノリで深刻になりすぎないのが良いところでしょうか。キャラ達の気の抜けた姿をもっと見たかったので、もう少し日常パート多めだったらな~と思いました。

10)NieR:Automata Ver1.1a(第1話~第8話)

ゲーム「NieR:Automata」がまさかのアニメ化。美麗な作画で描かれるオートマタの世界は良いですね。2Bが可愛い。2Bにだる絡みする9Sも可愛い。機械生命体たちも可愛い。ただ、そんな可愛いキャラ達が酷な目に遭うのがこの作品なんですよね。それがまた魅力なわけですが。現在、新型コロナ感染症の影響により8話にて放送が一旦停止しています。9話以降の放送は現状未定ですが、早く続きが観たいですね。

11)もののがたり

付喪神と人間による王道能力バトルものに、良い塩梅のラブコメ要素がミックスされていて面白かったです。鈍感不器用一直線復讐漢と高貴家柄自己肯定感低純粋少女のカップリング、良いに決まっている。主人公たちのバックボーンはシリアスですが、展開に軽妙さもあり、視聴しやすいですね。7月放送開始予定の第二章からが本番でしょうか。なんだか辛い展開が待っている予感もしますが、楽しみにしています。

12)大雪海のカイナ

世間(というかインターネットの一部)でコオロギ食が謎の大炎上をしている真っ最中に始まった今作。舞台は一度文明が滅びたのちの世界なんですが、主人公の食料は昆虫がメインだったりします。そんなわけで1話から普通に昆虫食が出てきて、なんだか現実と重なる部分に面白みを感じ視聴しました。独特な設定と、良くも悪くもレトロな雰囲気は案外嫌いじゃなく、無事完走。ただ、最後がめちゃくちゃ駆け足だったのにはびっくりしました。10月公開の劇場版で全ての謎が解けるのかもしれません。

13)デジモンゴーストゲーム(最終話まで)

今作は基本的に現代を舞台にした1話完結型で、過去シリーズのようなデジタルワールドでの壮大な冒険はありませんでしたが、その分キャラ達の日常を沢山観られて楽しかったですね。時間をかけてじっくり蒔いた種(デジタルワールドで一体何が起きている?ガンマモンの秘密は?)をどう回収するのか気になっていたので、めちゃくちゃあっさり締められて「えぇ〜!?」と思わなくもないですが……まあ、ガンマモンもグルスガンマモンも可愛かったし、みんな幸せならモーマンターイです。


以上です。

というわけで、22年秋(視聴本数:17本)ほどじゃないですが、相変わらずキャパを超えた量のアニメを追ってしまい、まったく視聴が追い付きませんでした。当然、春アニメの視聴も滞っていて、現状「推しの子」「水星の魔女(2期)」「スキップとローファー」しか観れてません。助けて。

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等身大リラックマをいつか購入したいです。