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2022年 秋アニメ視聴作品雑感(完走した感想)

こんにちは、未だに2022年のコンテンツの感想が書き終わっていない者です。やはり秋といえば豊作。アニメも新作が大豊作で……供給のスピードに全然追い付けてません。こうしている間にも2023年冬アニメが……。というわけで、早いところ2022年秋アニメ(+α)の一言感想を書きます。今年の秋は17本視聴しました。アニメ観すぎ。

1)ポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ

いくつにも枝分かれした可能性時間軸を消滅させ、始祖時間軸に収束させようとする西川総帥(CV.西川貴教)の野望に、蒼井翔太(CV.蒼井翔太)が立ち向かう特撮作品の第二シリーズ。今回のアニメ化でもやはりAC部の凄さが際立っていましたね。第7話「ライジング・ヘル シェイクの矢」は圧巻の作品。ボブネミミッミでは12話の「都道府県予報」が意味不明過ぎてお気に入りです。「アーマードコア6」発売決定おめでとうございました。

2)TV放送版 羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来

日本で異例のヒットとなった中国産劇場アニメのTV放送版。劇場版は気になりつつも観に行かなかったので嬉しい。まずもって特徴的な絵柄で描かれたキャラクターたちが可愛いですよね。中国らしい世界観も雰囲気出ていますし、国産アニメとはまた違った良さを感じます。全三部作で現在二部が制作中とのこと。

3)万聖街(日本語吹替版)

「羅小黒戦記」と同様のスタジオによる作品で、こっちは悪魔や天使、吸血鬼、狼男等々、様々な人外キャラによる共同生活を描いた日常もの。放送自体は全6回ですが、1話中にショートストーリーをいくつも詰め込む形式なので全36話となっています。とにかく軽ノリでポンポンと話が進むので気楽に観れるのと、やはり絵柄の可愛さが魅力的ですね。コミカルな内容も相まって癒されました。続編の制作が決まったようなので楽しみです。

4)犯人の犯沢さん

「名探偵コナン」の劇中、全身黒タイツで描写される”犯人”を主人公にしたスピンオフ。これまで原作読者・アニメ本編視聴者に幾度となく突っ込まれ、ネタにされ続けてきたであろうコナン世界のあらゆる事象をネタにしたメタ的ギャグを展開。コナンファンなら必見の一作です。爆発は春の季語。

妙に力の入っているOPのアニメーション。

5)異世界おじさん(12話まで)

転生先の異世界から現世に舞い戻ったおじさんと、その甥の日常アニメ。本来夏アニメなのですが、制作の都合により7話で一旦放送が中断。11/24に再開するも、最終回直前でまたもや延期になるなど、最後まで新型コロナに振り回されましたね。最終回(13話)の放送日はなかなか決まりませんでしたが、3/8に決定。無事放送されることを祈ります。

6)モブサイコ100 Ⅲ

「ワンパンマン」とはまた違った"最強の主人公"の物語「モブサイコ100」の第3期。今期を持って無事シリーズ完結となりました。1〜3期通して、とてもいいアニメ化でしたね。ストーリーは原作にしっかり忠実に最初から最後まで描かれましたし、サイキックバトルなどのアニメで映える動きのあるシーンは見応え抜群に。まさに理想的な出来でした。3期では悪霊・エクボと主人公・モブの衝突や、脳感電波部員たちの青春、モブの暴走など、終盤に相応しいアツいエピソードが続きます。

7)ぼっち・ざ・ろっく!

卑屈でコミュ障な主人公、後藤ひとりがひょんなことから参加することなった「結束バンド」の一員として活動する日常を描いた作品。何に対しても過剰なまでにおどおどする主人公は見ていて少々辛さもありますが、バンドを通して自分を見つめ、なんとか青春を謳歌しようする姿はコミカルかつ爽やかです。あと、シンプルに曲が良いですよね。「ラブソングが歌えない」好きです。アルバムはバカ売れだし、まるで「けいおん!」みたい。まんがタイムきららって凄いですね。

8)虫かぶり姫

王子に見初められた本好きの令嬢が、初めての恋に戸惑いつつも周囲の助けを借り、婚約者として無双していく話です。とにかくベタベタのロマンスもので、初々しすぎる主人公と過保護すぎる王子の甘々っぷりに血糖値スパイクを起こしてぶっ倒れそうになりました。

9)SPY×FAMILY(第2クール)

2022年春に続く2クール目。主な動きとしてはレギュラーキャラとして犬のボンドが加わったほか、準レギュラーとしてロイドの同僚・フィオナが登場。また、ロイドがデズモンド総裁に初接触するなどしました。原作を読んでいるのでストーリーに対する感想はあまりなく、順調にアニメ化が進んでいるなぁという印象。すでに第2期と劇場版の制作が決まっているので2023年もSPY×FAMILYを楽しめそうです。

10)不滅のあなたへ Season2(10話まで)

2021年春~夏に放送されたSeason1の続編。フシがピオランを看取ったその後からの物語です。1話目からなかなか容赦のない展開が繰り広げられますが、この世界に関する様々な新事実が判明したり、フシに心強い仲間が沢山増えることもあり、season1ほどの悲壮感がなく観られますね。特にボン王子の存在は緩急をもたらしてくれました。登場時はこの作品のこれまでのとはまるっきり温度感の違うキャラだな……と思いましたが、話数が進む中で成長を遂げていく姿はよかったですね。

11)後宮の烏

私、「彩雲国物語」が大好きなんですよ。中華風世界を舞台にした政治もの×ファンタジー×恋愛の大傑作です。今作も同じく中華風ファンタジーということで、とりあえず視聴を始めました。こちらはよりファンタジー色強めで、主人公・寿雪が自身に秘められた術を使い、幽鬼(幽霊みたいなもの)が絡む問題を解決していきます。哀しいエピソードが多いですが、それが味ですかね。ちなみに、原作小説はすでに完結しているものの、最後までアニメ化されていません。

12)うる星やつら(2022)(11話まで)

1話~11話まで。令和の世に「うる星やつら」が蘇ったのにまず驚きですが、驚くべきはあまりにもイメージそのまんまの再アニメ化であること。昔、原作を読んでいた程度の浅い認識で恐縮ですが、そんなに令和ナイズドされてない……ですよね?もちろん絵柄は今風にきれいになっていますけど。上坂すみれさんのラムちゃんはキャンディボイスで可愛いですね。

13)BLEACH 千年血戦篇

まさかの10年半ぶりアニメ化。最終回までのストーリーが描かれるという嬉しさしかないやつです。そして、1話からめちゃくちゃに作画が素晴らしくて劇場版かと思いましたね。毎話しっかりポエムも詠まれるし、山本元柳斎重國 VS 偽ユーハバッハ戦はごつごつのくどくどな演出過多っぷりがたまらないしで文句なしの映像化です。このままの勢いで最後までお願いします。

14)機動戦士ガンダム 水星の魔女

私はガンダムシリーズをほぼ観たことがありません。もちろん、知識として断片的に知っている要素はいくつかありますが、これまで全話ちゃんと観たのはOVAの「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」だけ。教養としてファーストガンダムは押さえたい気持ちはあるんですが、いかんせん長いのと、気合入れて観ないといけない気がしてなかなかね……。そんなドにわかですが、今作は無事1クール目を完走しました。若年層・新規ファンの獲得を目指して制作されているだけあって、ガンダムガンダムしていない雰囲気。女性主人公とヒロインの取り合わせも珍しいですが、そこに青春・学園もの要素もあって敷居の低さを感じます。2クール目、いったいどんな地獄が待ち構えているのか、今から震えてしまいますね(楽しみで)。

15)マブラヴ オルタネイティブ(第二期)

2021年秋に続くアニメ化。第1期ではほぼ導入部分のみのアニメ化だったので、2期はそりゃやるだろって感じです。古のネット民にはお馴染み(?)のグロテスクなシーンも登場しましたしね。地球外侵略生物・BETAとの戦いも本格化して、泣かせるシーンも。みちるちゃん……。3期ではいよいよ物語の肝が描かれる、と思いきやまさかの「俺たちの戦いはまだまだこれからだ!」END。いやいや、3期やるんですよね……?

16)アイドリッシュセブン Third BEAT!(14話-26話)

私史上最も熱いアイドルアニメ、アイドリッシュセブンの3期2クール目。2021年夏に放送した1クール目の続きで、2022年内は26話まで放送しました。いやー、2クール目も凄くアイドルアニメでしたね……。まず、初っ端の放送回タイトルが「脅威」って時点でウケます。ツクモプロの罠でどん底に叩き落されたTRIGGERが再起するべく奮闘する姿も良かったのですが、このクールでの見どころは生家との軋轢に苦しむ逢坂くん。父親が開口一番「金か?」と言い捨ててくるの嫌過ぎます。そして環くんの言葉にはほろり……。

17)デジモンゴーストゲーム(60話くらいまで)

話数が60話に到達したデジモンゴーストゲーム。究極体デジモンも登場し、怪奇現象の凶悪度は増すばかり。子供向けなのでマイルドにはなっていますが、剥き出しの殺意に日曜朝から戦慄させてもらっています。毎話1話完結型として良くできたストーリーなわけですが、その中にも謎の手がかりが増えてきて、全貌が見えつつあるのも見逃せないポイント。今作におけるデジタルワールドは一体どのような状態なのでしょうか。

パートナーデジモンの究極進化もアツいですよね。シリウスモンのかっこよさは言わずもがな、完全体ではお淑やかになったジェリーモン様がまさか究極体ではパリピになるとは……良いじゃん。

そういうわけで、毎週相変わらず面白い。それに加えて曲も素晴らしい。新挿入歌の「MAKUAKE」が激アツ。デジモンミュージックはこれだから最高なんですよ。「First Riders」に引き続き歌は増倉義将、作曲は渡部チェル。天才。


以上です。

というわけで、個人的には過去にないくらいの作品数を観ました。ちょっと観すぎている(視聴が追いついていない)ので、次は少し絞り込んでいこうかなと思います。ちなみに今期「チェンソーマン」は途中脱落しました。身構えていたら観るタイミングをすっかり逃してしまい……。まぁ、そういうこともある。

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等身大リラックマをいつか購入したいです。