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贅沢旅vol.1 HOTEL RIDGE@鳴門市

はじめまして、嬉野湯香です。旅好きです。


旅したこと、特に「お宿」体験について書きます。
 基本的に、お宿でのんびりするのが好き。
「せっかく来たんだから!」と観光の予定をたくさん入れて、わちゃわちゃ動いたりしない。 いい歳だしね、疲れるがな……

広々したお部屋で、ゆったりお風呂を楽しんで、美味しいご飯を食べる。 時々本を読み、映画を観て、居眠りする。
そういうのがいいんだよね。

仕事の日々では、常にテキパキ動いている、効率重視のワタクシ。
旅ぐらい、ボケーっとしなきゃね。
と、前置きはこのくらいにして、早速始めますわよ。

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毎度毎度、贅沢な旅がしたい、と思っているのだけれど、今回も贅沢でした。
泊まったのは、徳島県鳴門市にある、HOTEL RIDGE(ホテル リッジ)。

教えたい、けど教えたくない。
だって、予約取れなくなるのは嫌だから。
という「独り占めしたいけど言いふらしたい欲が抑えられない」宿であります。
絶対リピートする。だってスタッフさんも、「またお帰りくださいね」と言ってくれたし!(間違いなく、お客さん全員に)

♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨ ♨

ところで、ワタクシがお宿を選ぶ&楽しむ観点は3つ。

①お部屋と施設=どれだけのんびり&ゆったり過ごせるかがポイント
②お料理=美味しいのがいいに決まってる。けど、味は好みがありますからねえ。ワタクシ、好き嫌いが多いので、その対応も気になるかな
③接客・サービス=程よい距離感、丁寧さの中にフレンドリーさがあるなど、これからの時代、ますます「人間だから」のサービスが気になるところ

【HOTEL RIDGEの贅沢ポイント】
①景色が贅沢
②朝食が贅沢
③送迎が贅沢
番外贅沢:オロポ飲み放題

というわけで。詳細に参ります。

<お部屋と施設>

今回は「和奏」の部屋をセレクト。
詳細はホームページにあるからそちらをご参照くださいってところなんだけど。

部屋から鳴門大橋が観えるの、これはいい。

窓の向こう、右端に。ウエルカムドリンクを楽しみながら

冬に行ったから寒くてかなわないのでやりませんでしたけど、気候がよければテラスでボーッとしたね、絶対。

高級ホテルは室内のドリンクがフリーなのが定番。コチラももちろん。

ポカリスエットにオロナミンCにファイブミニ……!?
というのも、こちらは大塚製薬さんが母体のホテルなのだ。納得。
というわけで、サウナ―御用達のオロポつくり放題&飲み放題

もちろん、ホットドリンクもいろいろ。

フレンチプレスできるセットが。手前にあるのは豆ばさみ。小さくてかわいい
紅茶の名門Dilmahのティーバッグが多種類
地元の緑茶も

アメニティはブルガリでした。

「お持ち帰りください」というだけあって、ショッパーも置いてある。

細やか~★
部屋のドライヤーはダイソン

ちょっと気をつけた方がいいのは、季節に応じた部屋の場所選び。
これが全体像なんですけどね。

私は103に宿泊

写真の左端、「ザ・スパ」が温泉なの。
部屋から温泉までは、「外」を歩くのですよ。寒………
スタッフさんに「寒さをうまくかわす方法ないですか?」とお聞きしたら「着こんでください」と。

かわす方法は、無い。

リピーターさんは、冬はスパに近い部屋(洋奏)を取るそうな。
知らなかったもんなあ~。これは次回から。
部屋のお風呂が温泉なら言うことないんだけど(スパに行かなくてもいいし)。残念ながら部屋のお風呂は普通のお湯であります。

<お料理>
料理は、本当に好みの世界だから、美味しい不味いはあんまり役に立つ情報じゃないと思いつつも。

ここは、美味しい。うん。美味しい!そして、ビックリする。
何が?朝ごはんが。
ご紹介いたしましょう。

連泊したのでディナーは2回。

ワタクシ、絶望的に好き嫌いが多いんですが、細やかに変更くださいました。
それでも当日抜け漏れがあり、苦手食材がメニューに出ていたけれど、すぐに対応してくださってありがたい。

どれもこれも絶品。フルコースのボリュームもほどよくて完食できました(いつもは無理)
洋食のレストランの前にはキレイなイルミネーションが

で、まあ、料理が美味しいっていうのはいいとして。
ビックリは朝食ですよ、朝食。和食をセレクトしたのですが……

多い。夕食か。
テーブルに載りきらない。

朝からしゃぶしゃぶも出るし。

すだちの混じった飼料で育った徳島の牛肉。脂身があっさりしていて美味しい。
………のだが、朝からかい!

一枚の写真におさまりきらないので、構図をあれこれ工夫しつつ困っていたら、スタッフさんが「動画で撮られる方が多いですよ」と。
つまり、テーブルを舐めるように撮影する、ってことさ。
いやあ、なんてこったい!

2泊したから朝食も2回。両日とも、まったく完食できず。

写真は2泊目の朝食。1泊目はこちら

さすがのボリュームにスタッフさんに切り出した。
「これ、皆さん食べきられますか?」

答えは「ほぼ、無理ですね」。
いやもう、美味しいから残すのがもったいなくて申し訳ないんですが……というと、スタッフさんも「料理長にも言っているんですけどねえ」と笑いながらの困り顔。

なんでも、料理長の「朝ごはんで一日の活力をつけてほしい」「思い出に残るお食事を」とお考えが元であり、たまに食べきる方がいらっしゃるため、「足りなかったと残念に思わせたくない」というお気持ちがあるから、とのこと。

料理長からの愛ある挑戦状。
フードファイター並みに受け止めたいものである。

いや、実際ね、美味しいから。

大人気のデザート「ごま汁粉」。あまりに好きなリピーターさんが「どんぶりで欲しいくらい」とリクエスト。さすがにそれは多すぎるだろうということで、抹茶茶碗でお出ししたそう(笑)


ここでのお食事は、前日の夜ご飯を早い時間にしておいて、おなかをすかせ、朝ごはんは遅めの時間を指定して、昼ご飯無しでいく、くらいがおすすめ。ワタクシはもちろん、両日ともお昼ごはん抜きです。

<接客・サービス>

スタッフさんの9割が、よく教育されていて感じ良く、滞在中は終始心地よく過ごせました。
(残り1割は無礼とか感じ悪い、ではなくて、タイミングがあまりはかれていないな、とか、気の利いたひと言がないな、とか。他の方と比較して、という感じ)

そうそう、敷地内が広いので、送迎車があるのだ。

鳳凰マークでおなじみの

大塚製薬社長の社用車だったそう。こうしてまだ使われているのが良い。

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HOTEL RIDGEの温泉は?

さて、温泉好きのワタクシなので、最後に温泉の話をして終わりたい。

●温泉名=鳴門島田島温泉
●泉質=単純温泉(低張性・中性・低温泉)
●温泉の温度=源泉26.3℃ 加熱後42℃(加水なし)

スパ(温泉大浴場)のお湯はぬるめで(おそらく42℃以下)、長めに浸かっていられて、ワタクシ好み。
熱いお湯、ダメなんですよねえ~。

単純温泉で中性だから、刺激少な目。
万人ウケする温泉といっていいでしょう。
逆を言うと、取り立てて特徴は無い。
「低張性」って何を指しているかというと、浸透圧のこと。
身体の細胞液の濃度を基準としているので、実際は細胞液ほど濃度が高くない温泉が多い(つまり、低張性がほとんど)。
他の表示だと、「等張性」「高張性」があるのだけど、この2つの言葉が入っている温泉は「濃いのね」という理解で良いかと。

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