『Marketing to』から『Marketing with』となり、買い手がマーケティングの担い手になる(高広伯彦)

高広さんのHeartCoreDAY2018の講演。めっちゃ面白い。

・マーケターが自らを「マーケター」だと考えた瞬間に「顧客」という存在が生み出される。
・「マーケティングとは、顧客、得意先、パートナー、そして社会HeartCoreDAY2018」一般にとって価値ある提供物を創造し、伝達し、交換する活動であり、一連の制度であり、プロセスである」(American Marketing Association)。
・『Marketing to』から『Marketing with』となり、買い手がマーケティングの担い手に。
・グッズ・ドミナント・ロジック(GDL)は『Marketing to』の考え方となり、サービス・ドミナント・ロジック(SDL)は『Marketing with』の考えた方となる。
価値には3つあり、交換(GDL)、使用(SDL)、文脈の価値である。
・文脈価値は、商品を作った理由、顧客の利用シーンなど社会、文化、経済といった外的要因が重要で、文脈によって価値が決まる。
・買われる理由を考える。買わえるためには合格ラインを超えないとダメで、そのラインを超えるために価格、機能、ブランドがある。それらの割合は商品で異なる。
・「現在のデジタルマーケティングは、今コレが欲しいという人に対してのマーケティングを行っている。(中略)新たな価値を提案することができる、コンテクストを重視としたマーケティングを行ったほうがよい」(高広氏)


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