Girls²ファンに蔓延るライブ後の感想言い控え文化に物申す

Girls²界隈のライブ後に感想を言い控える文化に危機感を覚えたのでnote初投稿を試みた。人によっては不快に思うかもしれないが、少し警鐘を鳴らせていただく。


ツアーですら感想が盛り上がらない今の状況は最悪だ

今年もGirls²のツアーが始まった。私も大阪1日目に参戦。ライブ自体は非常に楽しかったし、これからのGirls²が楽しみになるような内容だった。そしてツアーライブなので今後のライブでも変化を感じさせてくれるのだろうと思わせてくれるような内容だった。ライブ後に即Twitterで「最高でした!」と文字叩きしてた。

私はライブ終了後Twitterで感想を見たり語り合ったりするのが好きなのだが、この界隈は「ネタバレになるので控えるのですが最高でした!」「ネタバレ控えますが感動しました!」などのライブ後のツイートが多い。ライブ後に感想ツイートをするのはタブーとなっているのか、「ネタバレを控える」と枕詞を付け、感想を言い控えるのがマナーとなっている。

この風潮は今に始まったことではなく、2年前に開催された「Girls² First Live Tour -Enjoy The Good Days-」の頃からである。東京公演で80's Loverが披露された時ですら「ネタバレになるから詳しくは言えないけどあの曲最高だった!」というツイートばかりだった。東京公演は不参加だったので皆何のことを言っているのか、皆何で盛り上がっているのか全く分からなかった。私も1がるふぁんなのに蚊帳の外に追い出されたような疎外感があったし、「新曲すごかったのにこんなに盛り上がってないの!?」とすら感じた。

ライブ後に感想を語り合える友人がいたり、コミュニティやファングループに入れている人間はそれでいいのだろう。しかしそうでない大多数の人間はどうだろうか。1人でライブに参加し、そのまま現地で交流することなく帰っていくファンもそれなりにいるだろう。そういう人はSNSで「今日のライブ行った人から気の合いそうな人を探してフォローしよう」としようとしてもそれがやりにくい状態になっている。

また、それは界隈が閉鎖的で風通しが悪いことにも繋がる。正直現段階で動員が多いとはとても言えない状況なのにファン自ら閉鎖的になってどうするのだ。グループを終わらせたいのか。必要以上に感想を言い控えるのは推しへの妨害ではないのか。

発見されなければ意味がない

それなりにグループを追いかけてる期間が長い私ですらライブ後のSNSでの盛り上がりを感じないのだ。もっと緩く追いかけているライト層や界隈外の人間からしたらもっとだろう。SNSで盛り上がらないことは発見されないことにも繋がる。Girls²の子たちはもっと世間に見つかってもいいはずだ。皆それは心の内で感じているだろう。Girls²メンバーの努力が足りないのではない。発見されてないだけなのだ。しかし発見されなければ売れない。

「ネタバレだから感想を控えるのですが~」という発言は感想を語りたい側、感想を読みたい側への配慮が足りていない

私は、ライブのネタバレされたくない人への配慮はSNSでは「必要ない」と考えている。これは無配慮ゆえではなく、SNSでの発言は自由だからである。わくわくした気持ちで初日公演に入って、興奮冷めやらぬまま感想書き残したり共有したいのに、それを我慢する必要は一切ないだろう。
ライブのネタバレされたくない人への配慮はたとえるのであれば、居酒屋で静かに会食をしたい人のために配慮するようなものである。酒場や居酒屋は少なくとも静かに会食をする場所ではないし、静かに会食をしたい人はわざわざ居酒屋を会食の場所に選ばないだろう。同様に、SNSでライブのネタバレをされたくない人はSNSを開かないのである。つまり、SNSでライブのネタバレをされたくない人への配慮というものは存在しない人への配慮なのである。
裏を返せば「ネタバレだから感想を控えるのですが~」という発言は感想を語りたい側、感想を読みたい側への配慮が足りていないのだ。
(過度に騒ぎすぎたり暴れたりするのは店に迷惑がかかるように、SNSでも限度はあるが。)

みんな感想を語り合おう

Twitterでもっと気軽に感想を語ろう。「ファンの楽しそうな姿、盛り上がっている姿を見せる」のも推しを拡散する1つの手段だ。また、他メンバー推しの方に自分の推しの良さを気づいてもらったり、他メンバーの良さをその他メンバー推しから知ることもグループへの知見を深めることにつながる。この会話を見た人も「次は○○ちゃんの□□なところを見てみよう」と思うかもしれない。

よくありそうな質問

Q.公式が専用掲示板を作ればいいのでは?

A.チケット入手難しい国民的グループであればその通りだが、Girls²がお世辞にもそれほどブレイクしているグループとは言えないだろう。

Q.ネタバレされたくない人への配慮が足りないのでは?

A.ネタバレを見たくない人はSNSでワードミュートやユーザーミュートしたり、早い日程で遠征するなりして対応するべきで、実際そうしているだろう。

Q.ブログやnoteで感想をゾーニングすればいいのでは?

A.まだツアーライブを観に行ってない人に対してリプライやダイレクトメッセージ、または直接ライブの感想を話すのはネタバレに該当するのだろうが、前述の通りネタバレを本当にされたくない方はSNSを閉じているか自衛しているのでメンションを付けない形でのツイートをする時点で十分にゾーニングできていると考えている。
また、ブログ文化が廃れつつある今、ブログやnoteの開設やそこに感想を書くのはライト層からするとハードルが高い。「○○の××がすごい!」という感想を抱いたとして、Twitterで気軽に書けないとなると「まあブログやnoteに書くほどのことじゃないしいっか」となり、その人が感じたことが埋もれてしまうので望ましくないと考えている。感想ツイートへの敷居は低い方が望ましい。

※随時追加予定なので、質問ある方はどうぞ。

noteが長い 3行に要約しろ

ネタバレされたくないのにインターネットで自衛していない人への配慮は不要だ。今すぐその「ネタバレになるので控えるのですが最高でした!」みたいな謎枕詞で感想言い控えをやめろ

最後に

長々とお目汚し失礼しました。ここまで読んで下さりありがとうございます。このnoteが界隈の盛り上がりのきっかけになればと思います。


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