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船の上のピアニスト、と奇跡の一枚

3連休も最終日。
本当に、おやすみってあっという間に過ぎてしまう…時間の流れがおかしい…
今日も昨日同様、脈絡ない日々を箇条書きに。

・ゆっくり起きて、納豆もちといそべもち、豚汁の朝ご飯。ハナマサで豚汁用の冷凍野菜が300円くらいで売っていて、とても便利。リピートしよう。

ご飯を食べながら、岸辺露伴は動かない、の3話目を見る。ずっとキャストの女優が鳴海莉子だと思っていたら、違う人だった。高橋一生は、荒木漫画の世界観のフィクションキャラを絶妙なリアリティのなさで演じていて、やっぱりすごいな。
でも頭にギザギザをつけて、部屋の中ならまだしも病院とかカフェとか公共の場所にいる様子がやっぱり異様で、シュールなおもしろさがあった。

NHK、ここ数年面白いコンテンツいっぱい作ってて素敵と思う。受信料しっかり払います、って気持ち。

・デザインスクールの卒業制作、自分のブランドサイトをつくる最終目標に向けて、メインビジュアルのラフを色々と考案。なんとなくやりたいことは見えてきてて、コンセプトはいまのところ「オーダーメイドのときめき(こんなんここで書くの恥ず…でももうなんでも書いちゃう。自分の備忘録なのだ)」って感じにしたいんだけど、いざデザインに落とし込もうとするとなかなか思い描くものに近づかず。
これも、仕事と一緒で、最初は60点めざしてアウトプットしていかないと、きっとつらくなる。プライベート、さらに自分の好きにできるブランド、ということで、もうめちゃくちゃ素敵なものを作りたい!!って肩に力が入ってる。
自分は、Illustratorさわりはじめて2ヶ月ちょいのペーペーなのだから、まずは気負わずできることを楽しみながらやりましょう。

・旦那さんと一緒に、飯田橋のギンレイホールへ。「船の上のピアニスト」を見る。
3時間ある長編名作だった。壮大だけど茶目っ気もある名作。1人の才能あるピアノ弾きが、船で生まれてから死ぬまでを描いた話で、わざとらしいお涙頂戴な演出はないんだけど、音楽の力も相まってかなり涙させられた。
特に主人公が恋に落ちるシーンが、ピアノの静かな音と眼差しだけで交わされるのが良い。ラスト、取り壊す寸前の船にそのとき作った曲のレコードが鳴り響くのも素晴らしい。
1点だけ難を言うと…恋に落ちたピアノ弾きの主人公が、その女の子に気持ちをうまく伝えられず、気持ちが高まったあげく女性客室に忍び込み寝てるその子にキスをするシーンがあるんだけど(ちなみにその時点で話したこともない関係)、
ここだけはいやいやいやいや、それはアウトでしょ…と大いに引いた。90年代と今の倫理観の差に驚いた。

こういう「人が生まれてから死ぬまで」の話を観ると、自分の命も有限なことを思い出す。年々時間の感じ方は早くなると言うから、体感的には32才の今で人生折り返しくらいなのかもしれない。
遠くない未来に必ず死ぬことが決まっているんだから、じゃあどう生きる?いろんな選択肢から何を選ぶ?とか、色々考えてしまうよな…
でもまた明日会社が始まれば、1時間先の提出リミット、1週間先の納期にいっぱいいっぱいになるんだろうけど、それでもね。

・戻ってきて、夕飯を食べながら今度は録画してたロンハーの奇跡の一枚企画をみる。名作からバラエティ、高低差がスゴイ…
奇跡の一枚企画、10年前とかはもっと素直に感動してたんだけど、今回正直あんまりだったな。
afterのセンスが、2000年代で止まっている印象。メッシュ入りのホストみたいな茶髪、カラコン、つけまつげ…普段の方が良くないー?って人が結構いた、特に男性陣。濱家とか明らかにbeforeのほうがかっこいいよー。
素材を活かしながら、2020のセンスで本当に素敵に撮る企画がみたい!と思いました。

・Illustrator練習、今日は文字にお花を絡めるデザイン。やっぱお花とか可愛いものは、作業しながらもワクワクしていいわ。

・あ、今日は悲しいニュース…
朝井リョウと高橋みなみのラジオ「ヨブンのこと」が3月で終了とのこと。
本当に好きで、4年間ほど欠かさず聴いていた。私は特にルーティンなどない人間だけど、彼らのラジオを月曜朝聴きながら頑張って仕事に行く、と言うのが唯一のルーティンだったのに…
だめだ、これは書ききれないから、終わるときに改めて書きます。

・来週も仕事日4日間か。命拾い。淡々とやろう。

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