＊写真は一年前に、北九州のコワーキングスペース秘密基地での似顔絵イベント時のものです。

今日は、私が絵を描き始めたきっかけについてお話しします。

「やっぱり小さい頃から描いてた？」よくと聞かれます。

小さい頃がいつからいつまでを定義してるかハッキリわからないですが、小学4年生秋くらいから絵を描くようになりました。
絵画教室には通ってなかったです。
当時は棒人間(丸や四角、真っすぐな線)も描けなかったのです。

そんな当時の私が絵に出会ったのは
転入したクラスに馴染めず独りで過ごしていたことがキッカケでした。

男子からいじめられたり女子からは無視されたり、そんな日々が続いてたのです。そんな日々が過ぎていく中で、その時の私はふとこんなことを思いつきました。

「誰とも遊べないなら、独りでも楽しく遊ぼうっと！」

文字で見ると可哀想な子で寂しい響きですね。笑

だけどその時の思いつきが今のこの私を作り上げているんだなぁと思うと、当時のわたしに感謝しかないです。

独りでも楽しめることを思いついてから、まずは教室の一角にある本棚に置いてある漫画を休み時間に模写してノートに描いていました。
両親が共働きで鍵っ子だったので、帰宅後も独りでコピー用紙を使って年に1〜2冊買ってもらった『ちゃお』や『りぼん』の好きな漫画のページを模写していました。(当時は漫画家になりたいのが夢でした)

実は、両親の願望でピアノやバレエなども5歳ごろまで習わされていたんですが、すぐやめちゃってました。叱られて泣いてることしか記憶にないです。笑
集中できず落ち着きがなかったそうです。

それなのに、絵だけは私にとって特別でした。絵を描くときだけ、声も聞こえなくなるほど、トイレに行くことも我慢して忘れてしまうほど夢中になってたのです。(ごはんよぉ〜！と母に呼ばれても聞こえないあの現象です。笑)

(集中するとトイレ行くことを我慢してしまうクセは今も続いていて、22歳に尿路結石で搬送され、さらには24歳の時には出血性膀胱炎になりました。笑/今は健康です！)

話が逸れてしまうのも私の変わったクセです。笑
(最近自分がADHDと自覚しました)

話を元に戻します！
当時は、夢中で絵を模写して、勉強中もすぐ絵を描いてしまうのでノートのあちこちにらくがきしてました。
(高校生のときも)

どんな形であれずっと描いていたので、小学6年生になったとき、私に対する周りの反応が変わっていったのです。
いつの間にか...
「雪ちゃんは絵が上手な人！」という風に認識されるようになったのです。
そして幸運なことに、卒業文集クラスの表紙を任せたいと担任に言われました。
私は飛び上がるほど嬉しかった感覚を今でも覚えています。

その時に描いたもの...
今の私に通ずるとはそのときは思いもしませんでした！
**さて、何を描いて欲しいと言われたのでしょうか？ **

『クラスのみんなの顔』です。

今は仕事にしていますが、

そう！『人生初の似顔絵』です！

23歳くらいに自分の結婚式のウェルカムボードをきっかけに似顔絵を描き始めました。
そのときは卒業文集の表紙のことはすっかり忘れていたのですが、後々荷物を整理した時に卒業文集を見て「ハッ」とさせられたのです。

「わたし！似顔絵のルーツの始まりはここだったんだね！」って。

引き寄せの法則や宇宙の法則で言われてることですが、「過去の自分の行動や考えが今の自分を作っている」と。
まさにその通りだと思いました！

絵のキッカケは、いじめや馴染めないという一見マイナスな印象ですが、そのおかげで絵を描くようになりました。そしてどんなときも絵が私の支えでした。だから今の私は好きなことを続けられています！

最初は独りの時間を楽しく過ごすために描いていたのが、今は誰かを楽しく・笑顔に・幸せな気分にしてあげたいと思いながら描くようになりました。

結婚4年目で授かっていないのですが、もし私に子ども産まれたら...

『心から夢中になれること、時間を忘れるほど集中して止められないことを続けていいんだよ。』と伝えてあげたいです。

どんなことも、キッカケは予測ができません。だからこそ面白いのです。みなさんも今夢中になっていることや夢中で続けていることを思い返してみてください。きっと思いがけないところにキッカケがあったのだと思います。そのキッカケが今のあなたを作っています。

ほかに、私自身振り返ってみて感じたことがあります。

それが、タイトルにもある通り、私にとって

『描く=呼吸』です。

人間は呼吸をしないと死んでしまいます。息してるから生きられるのです。(格言ぽく言ってますがごくごく自然な摂理ですね。笑)

つまり、私にとって絵を描くことは息をすること=生きることそのものです！

だから生きてる分だけどんどん描いていきます！どんどんアウトプットします！

呼吸と同じくらいなくてはならないやりたいことに叶えないこと、好きなことがあればどんどん行動する。絵であれば『観る・描く』、音楽であれば『聴く・作る・歌う』、本であれば『読む・書く』...という風にです。

今日は、絵を描き始めたキッカケについてお話ししました。

最後までお読みいただきありがとうございます＊

それでは、また次のブログで(*´꒳`*)

Y.Nanba

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