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EIZOはイイゾ

EIZO FlexScan EV2785

EV2785 4Kモニターを導入して本当に正解でした。発売当初は定価12万円でしたが今はamazonで9万円を切っています。高リフレッシュレートが要求されるゲームには向いていませんが、そんじょそこらの「ゲーミングモニター」よりよほど正確な発色が再現出来ています。テキストの視認性が良く、目が疲れません。

派手さを抑えた、正確な色表現

EV2785はHDR非対応なので、これに対応する発色が派手なゲーミングモニタと比較すれば地味に感じるかもしれません。しかし明暗を強調してより明るく、より暗く演出する画面はすぐに目が疲れます。そして概して安物モニタは「白がちゃんと白として出ない」のです。青味が強すぎるのでブルーライトカットモードを適用すると今度は黄色っぽくなるし、RGBを弄りだすと他の色までおかしくなる。
白が初期設定でまともに映るだけで80点合格なのですが、そこに辿り着いていない製品が現実には多くあります。そういうのに限って余計な機能はてんこ盛り。

写真編集なら上位のColorEdgeシリーズがより適していますが、テキストを長時間見ることのバランスを考えるとFlexScanが無難でしょう。

実用面を重視。色温度の設定は痒いところに手が届く

この3段アームの昇降範囲が広くて動きもスムーズ。背の高いユーザーでも着座した目線にモニター中央を合わせられるのは非常に親切な設計です。本体8.2kgと重めですが、それもまぁ信頼の証ということで・・・
前の目次で「正確な色表現」と書きましたが、デフォルトの色温度6500Kではまだ僅かに青に寄っているので、設定のカラー調整から6000Kに下げています。純白はだいたい6200Kぐらいなのだから、元々の業界標準をきちんと合わせてくれたらいいのに・・・私は青に寄っているよりは黄色系が好きなので、これなら許容範囲ではあります。
ここまで厳密に拘る人がそもそも特殊なのでは(

ケーブルによって画質に差が出ます

デスクトップPCにDisplayPort端子がある場合はこのケーブルで接続した方が、HDMIより明らかに画質が良いです。HDMIケーブルは私がオーディオの世界で知っているメーカーが「高級HDMIケーブル」として売り出している製品もあります。これによって多少は良くなるでしょうが、付属のDisplayPortケーブルと逆転することはないように思います。それほどに、「規格上の優劣」の差は大きい。
USB-Cに関しては試す予定はないです。

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