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完全ワイヤレスイヤホンで、青春時代のアニソン熱が蘇る

そろそろポータブルオーディオも・・・

final D8000を中心に、室内据え置きヘッドホン環境の構築が一段落したので、今度はポータブルオーディオの方を整備していこうと思います。

手始めに、スマホで手軽に聴けて便利な完全ワイヤレスイヤホン(TWS)から手を付けてみることに。この計画は先月くらいから思案していて、当時の試聴メモ記事はこちら。

完全ワイヤレスでも音質を追求したくなるのがマニアの性ですが、残念ながらTOP2を以下の理由で除外することに。

Noble Audio FoKus Pro
TWSで「オーディオらしく」聴ける数少ない存在であるが、6万円近く出費するなら今後購入するかもしれない有線イヤホンの方に予算を回したい。また、休日の電車移動中に活用する場面が最も多い想定なので、ANC無しは致命的。

DEVIALET GEMINI
音質はFoKus Proに次ぐ2番手。実質的なバッテリー持続時間が短く、しかも片側の減りが早いという報告が多い。

さて、最終的に予算は3万円以内に抑えることにしました。TWS+ANCはイヤホン筐体内に搭載しなければならないものが多く、音質を追求する上で非常に制約の多いカテゴリーです。私が今までヘッドホンで取り組んできたような「音質全振り」な意識からは少しだけ離れて、使い勝手や安定性とのバランスを取るべきだろうと。
最終的に私が選んだのは、Technics EAH-AZ60でした。

Technics EAH-AZ60の音質

コーデックはLDAC接続、ノイズキャンセリング100%、イコライザ無しで聴いて評価しています。
低音強めなバランスで、もう少し音抜けの良さが欲しいけれど、中域の表現は音楽を楽しく聴けるチューニングになっています。温度感が高いわけではなく、ニュートラル~微寒色系なのに無機質な音になっておらず、なかなか面白いと思いました。
細かい点を言えば、音数が多い場面での混濁感や滲み、若干の高域の刺さりであったり、普段家で聴いているヘッドホンの音を基準にしてしまえば気になる点は多々あります。でもTWS+ANCというカテゴリーを同じ土俵で並べてしまうのは酷というもの。もうイヤホンでこの先を行くなら有線にするべきと、割り切るしかないです。

完全ワイヤレスイヤホンで、青春時代のアニソン熱が蘇る

大学を卒業して20代中盤までは独り暮らしをしていたのですが、その当時買い込んでいたCD(をリッピングしたデータ)は、実家に出戻って近場の仕事を得てからは段々聴く頻度が落ちていきました。

実はこの記事で紹介している環境は、自分の寝室兼個室ではなく、撮影した反対側にテレビがあるリビングなのです。基本的には家族がテレビを見ていない時間に聴いているわけですが、30歳も過ぎて開放型ヘッドホンで盛大に音漏れさせてアニソン聴くのも気恥ずかしいという気持ちになってしまって・・・
近年はクラシック音楽のレパートリーもだいぶ増えて、とても魅力的で奥の深い世界だということもよく分かりました。でもやっぱり、「あの頃好きだった曲」を、自由に気兼ねなく聴きたいと思う時はあるのです。

android版のfoobar2000アプリで聴いています

EAH-AZ60の音は、アニソンを楽しく聴く用途では結構良い線を行っていると思います。このTWSのおかげで、何か忘れかけていた記憶を思い出させてくれそうな、そんな予感がしています。

もっとアニソンを良い音で聴きたくなったら、有線イヤホンとDAPで本格的にポータブルオーディオを追求していくことになるでしょう。その場合、耳の保護の為に電車の中では聴かないという制約を自分に課して、ANCが必須な場面ではEAH-AZ60が活躍する、という使い分けになるだろうというロードマップを描いています。

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