見出し画像

過剰なサービスはいらない

おはようございます!やまじゆうきです。

以前(多分ここでも書きましたが)、ロイヤルホストでチキンのグリルを頼んだら味付けが尋常じゃなく濃く出てきたことがありました。僕はロイヤルホストでは、このチキンしか頼まないので少しでも何かが違うとすぐ分かる。(っていうのもそこで気付いたのですが。笑)
サブスクで聴きまくった音源をLPで聞くと感動が増す(違いがはっきりわかるので)のと同じです。(分かります?)


で、僕はあまりそういうの気にせず「ご飯と食べるからちょうどいいかもしれない!」くらいに思っていて「お酒を飲むから味付けは濃いめがいいよね」と同じノリですね。
でも、3口目くらいで「流石にこれは…」と早くも諦めモード。そのくらい濃いということ。
仲のいいマネージャーさんがいるので「かくかくしかじかで」と言ったら、新しく作り直してくれた(ソースの配合を誤ったらしいです)のですが、そこからも更に入れ替わり立ち替わり色んな人の謝罪が続き、色々サービスしてくれた上に、金額もサービスしてくれる、とのこと。
もちろん作り直してもらった分はいただきましたのできちんと費用は支払った。


皆さんはどうでしょうか。ここまでされたら「そんなしょっぱい料理を出したんだから当然だ!」と思いますか?そんなあなたは立派なクレーマー体質です。素質アリ、です。

僕は逆に「もしかしてクレーマー扱いされている?」と思って逆に不快でしかありません。不快というか恐縮、です。「そんなつもりで言ったんじゃないのに」。
(ご飯も残っているし)新しく作ってもらえたら嬉しいな、くらいです。白米の行方だけなんとかしたかった。テーブルにある食塩だけで間食することもできたでしょうが、最初の3口でかなり塩分を摂取したのでそれも及び腰。

そこまでお店側に過剰な反応をされると逆にマイナスになる。
「あ、なんか面倒くさいお客さんに思われているんだろうなぁ〜」と感じる。

ロイヤルホストのコンセプトは「地域の皆さんに愛されるレストラン」なので、美味しいと楽しいを提供するのが仕事なわけです。だからそれが担保されていれば問題ない。
要はそれだけやっててちょうだいよ、と。

ちょっとしたミスに過剰反応して、原価がかかっているものをお客さんに色々無料で提供しようとしたり、必要以上の謝罪をするのが仕事ではない。もしかしたらそういうマニュアルが存在するのでは?と思える手際でしたが。
それはもちろんいろんな飲食店に言えることです。

過ぎたるは及ばざるが如し、で、やり過ぎは良くないのです。

費用をサービスする、というのに限っていうと「無料で食べれるものって美味しくない」んですよね。全然気持ち良くない。食べて費用を支払うところまでが1つの力学。
無料やセール品に価値がなくなってきた、というのはそういうことですね。それも言ってしまえば過剰なサービスです。


「私は安物の服を買うほど裕福ではない」って言う格言(?)がすごい好きで。実は(いろんな意味で)安いものを求めると、最終的に支出(出ていくもの、失うもの)が多いっていうこと。って考えると、やっぱり安いことを求める、っていうのはなんか時代遅れっていうか、そんな気がします。うちも値段は上げても下げたことはない。上げた分、もっと良いものをお出しできるようにしていますね。


自分たちの仕事は何か、しっかり考える。お客さんはそんなの誰も求めていないぜ、と思うゆうきさんであった。。


定期購読マガジンはこちらです。

この定期購読マガジンは大体週に1回の配信でカフェに関連したお話や、飲食店についての話を、僕の実体験からいろいろ思い巡らせ、皆様にも追体験してもらいつつ「飲食店への興味関心」を強めてもらおうというwebマガジンです。まぁ、カフェが好きな人はぜひ、という感じ。(雑)月額¥500で読み放題です。その費用で他の誰かをサポートしたりしています。


お店にも来てくださいね〜〜!!