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組織のすべての課題を、「人間の学習」の問題に置き換える

ミミクリデザインから初めて求人の公募を出しました。これまでリファラル採用を中心に仲間を増やしてきましたが、所属メンバーが20名を超え、本格的に組織作りをしていく上で、求人メディアも活用することにしました。

▼組織のイノベーションに伴走するファシリテーション型ディレクター募集!(株式会社ミミクリデザイン)
https://www.wantedly.com/projects/308205

今回募集しているのは、商品開発、組織開発、人材育成などの企業のイノベーションプロジェクトを設計し、チームで協力しながら推進していくことができるファシリテーション型のディレクターです。クライアントのヒアリングを経て、解決すべき課題を定義し、複数回のワークショップとリサーチを組み合わせたプロジェクトをデザインし、ファシリテートしていくポジションです。

短期的なデザインアウトプットを出すことよりも、企業の理念やビジョン、事業の柱となるコンセプトの構想に関わることが多く、商品や組織作りの上流の工程に関わることが多いです。クライアントの大半は大手企業で、それゆえの難しさもありますが、クライアントチームの創造的衝動を大事にしながら、創造性の土壌を耕すお手伝いをしています。

ミミクリデザインのプロジェクトの進め方に共通している課題解決の特徴は、商品開発にせよ、組織開発にせよ、人材育成にせよ、すべての課題を「人間の学習(変化)」の力で解決しようとする点かもしれません。

新規事業のアイデアが生まれないことも、理念が組織に浸透していないことも、部署間のコミュニケーションが噛み合っていないことも、すべて組織を構成する一人ひとりのものの見方の集積によって起きている現象です。

こうした問題に対して、ミミクリデザインは"コンサルタント"として新規事業のアイデアを提案したり、理念浸透のためのクリエイティブ制作したり、新たな人事施策を構築したりすることで、「代わりに解決策を出す」ということは絶対にしません。

目先の課題に対する解決策のアウトプットを"代わりに"出したとしても、問題を引き起している「土壌」から変えていかなければ、中長期的には組織は前を向かないですし、組織のメンバー一人ひとりが組織と事業の「作り手」となって、主体的に課題を解決していけることが理想的だと考えているからです。

したがって、ミミクリデザインでは必ず"組織の課題"をリフレーミングして、集団のどんな変化があれば課題の解決に迫れるかを考えます。そして、課題を学習目標の形式に置き換えると同時に、学びを促進するための問いの設定や、遊び心ある活動を構想します。ワークショップデザインの力で学びを促進し、課題の解決をファシリテートしていくのです。

これが、ミミクリデザインが「創造性の土壌を耕す」というスローガンにこめたこだわりであり、ソリューションの強みでもあります。逆にいえば、人間の学習目標に置き換えられない課題は、私たちにはアプローチすることができません。

そのためか、ミミクリメンバーは自分自身の学習の可能性を信じているメンバーが多く集まっていると感じます。思想や風土に共感された方は、是非お気軽にご連絡ください!

▼組織のイノベーションに伴走するファシリテーション型ディレクター募集!(株式会社ミミクリデザイン)
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