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「子どもへのまなざし」を読んで。名言のメモ。

子どもと一緒にいる方が、はるかに疲れてしまう、いらだってしまう、いやになってしまう(中略)人びとが多様なことに興味、関心、そして能力を持つようになったから

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子

我が子はまだ1歳なので苛立ちを感じることはないのだけど、「疲れる」という感情にはなることがあって。(特に保育園がない土日の夕方〜夜)

私は最低な母親だと思っていたのだけれど「人びとが多様なことに興味、関心、そして能力を持つようになったから」という因果関係は妙にしっくりきて、なんだか安心した一節。

(数世代前の人たちは)興味や知識の幅がせまくて、あれこれやりたいことの関心も意欲も乏しかった

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

自宅空間だけで子どもと向かい合っていることに、現代人のようなストレスは感じなかった

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

多くの人は、なかなか便利にならない育児にいらだっている

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

なるほどな。どう頑張っても、心を育てる過程は便利にはならないからね。

親子関係だけを一生懸命やっても、親子の関係はうまくいかない(中略)いろんな人間関係の一部が親子関係

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

グサッときた。いろんな人間関係を粗末にしないでおこうと心に誓った。

自分の思い通りに、育っていってくれるように見えることに依存する

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

経済的な自立は、日常生活に醤油や金銭の貸し借りのような、隣近所を頼りにする必要をなくしました。

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

可能なかぎり、子どもの要求を満たしてやるように心がけながら育てる(中略)要求も単純ですし、思い切り手を掛けることができる

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

たいていは、子供の希望や要求を拒否したり、無視していることが多い

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

全面的に受容される時期があればあるほど、安心して自立していける

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

精神的な自立、安定した情緒を獲得することが私の場合はとても遅くて、今だに不安定さが残っているのだけれど、やはりこれは母親との愛着形成がうまくいかなかったことも一因だよなぁと感じる。

娘のこと、全面的に受容していきたい。

できるだけ条件のない状態で、自分を認めてくれる人をもつというこおてゃ、(中略)そのほかのいろんな人を信頼していけることになる。

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

(期待は)現状のあなたには満足していないんだということを、別の表現を使っていっているだけなのです。

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

本当にその通り。この一節だけでも、一生広告流してほしい。大事すぎる。教科書と憲法にも載せてくれ。

成果を気にしないで、淡々と早期教育をするというのは、それはいいと思いますね。

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

子どもは自分を確立していくために、たえず依存と反抗を繰り返します。

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

そうだったのか。

いつも自分を見守ってくれる視線が、そこにあるはずだと信じて、期待して振り返っているのです。

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

これを読んでから、娘と一緒の時間のスマホが激減した。

ソーシャルリファレンシング

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

自分自身を知るために友達が必要

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

お友達が多くはなかった私には、本当にわかる。そうなのだ。

友達のいない孤独な子どもは自分をみつめる力が弱く、ささいなことで自分を見失い、衝動的な行動をとりやすくなっている

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

間違いない。

思いやりというのも、思いやりのある人のそばにいて、思いやりのある姿をたくさん見て育たなければ子供の心に思いやりは育たない

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

これを読んで、夫により一層優しくあろうと思っている。(思ってはいる)

単調に繰り返されることにたいして、どれだけ新鮮な気持ちで感謝できるのか、喜びを感じることができるのかということが、とてもだいじなことのように思うのです。

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

で、できてねぇ。。。そうだよね。うんうん。

物質的、経済的に豊かな社会に住んでいる人間ほど外罰的になる

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

たしかになぁ。なんなんだろうな。

子どもが自分のことが好きになれるかというと、自分のことを好きになってくれる人に、たくさん恵まれること

「子どもへのまなざし」佐々木 正美 著 / 山脇 百合子 画

そうあってほしいから、私はがんばって母をしている。

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