「進化心理学から考えるホモサピエンス」を読んだ

このツイートから、「進化心理学から考えるホモサピエンス」を読んでみた。おもしろかった。

ASDは男性脳と言われる。システム脳とも言われ、身の回りの物事には強く惹かれるが、人のこころに対する共感性は低いと言われる。

この定義だと確かに私は男性脳かもしれない。が、決して男性だとは思わないのだ。男性の持つ競争心やプライドというものは持っていないと思うから。その点においては、私は女性であると思う。

女性は社会でやっていくときに不利である存在だなぁとは思うのだけれど、「男に生まれたかった」とまでは思わない。男を見ていると、逆に自由ではないように見えるときもある。女の方が自由に見える。そのあたりの理由もこの本を読んでわかるような気がした。

日本の社会人の年収の性差は、大きい。でも私はそれを一致させるべきとは思わない。生きる目的が違うのだ。差が出て当然だと思う。ただ、日本の一般的な「会社」というのは、男性の考え方を基準に動いているようなところがあると思う。もう少し女性も働く気になる「会社」というのがある気がする。もちろんそうなってるところはなってると思う。そうしないと人材不足だよね、となってるのに気づかないでいるところはありそうだなと思う。みんな気がついた方がいいだろうなぁ、日本にとって。

私の共感性が低いと言っても、自分が逆の立場で感じることはさすがに感じる。そうではないときの想像は難しい。難しいけれど、そういうものなのだな、と学ぶことはできる。とりあえず、学んだ。男性は大変そうだ。次生まれてきても、女でいいと思う(笑)

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