ありがとう──シノアリス感謝のサ終
2023年12日27日──6年6ヶ月9日やったゲームがひとつ幕を閉じた。
初めましての方は初めまして。
リリースから12日遅れで始めた古参勢のユキヒメです。
シノアリス関連の記事を書くのは先日の6周年を祝ってこれまでを振り返ったぶりですね↓
あの時はまさかアプリが終わるなんて思って無かったので何の気なしに過去を振り返って思い出を思い返していたのに……。
モチベーションは常に減少傾向だからそのうちスッと止めるでしょうねー、と笑い話をしていたらまさかのサ終……。
遊んでいたゲームがサ終するのは今回が初めてじゃないし、サ終に立ち会うのも初じゃない。
それに最後の方は半隠居状態で、イベントもノルマを走るだけ、ガチャは推しのスノウホワイトだけ、コロシアも参加だけ。
だからエンディングが流れたところで別に感じるものは無いだろうな。そう思っていたんですけどね。
いざ、エンドロールが流れ残り10分これがギルドメンバーとの最後のチャットです。
……と、いよいよ最後なんだと思うとなんか、涙がつぅーと……。
わたしは朝食べたご飯も忘れてしまうくらい記憶力がないので、今回のこの気持ちを忘れてしまう前にここに残して置こうと思います。
まだエンディングを迎えてない人はネタバレしかないので観覧は自己責任でお願いします。
(※)最後のキャラクター選択は最推し"スノウホワイト"にしました。スクショ載せてます。
【ヨクボウ篇1~6章】
最終章である【ヨクボウ篇】を見るには"今まで公開されたストーリーを全て見る"必要があった。
突然のサ終宣言。……からの"ギルドメンバー全員が同時刻に揃わないとエンディングが見れない"など条件が厳しすぎてプチ炎上していたのが一周まわって今は懐かしい。
わたしは新ストーリーが公開されたびにある「○○日までにクリア」。それをやることにより魔晶石(ガチャを回すのに使う石)が貰えるため否応なしにやらされていた。
気持ちは目の前に人参を吊るされた馬のようだ。
事前に【ヨクボウ篇】を始めてしまうと一部機能が使えなくなるといわれていた。
いや。怖いわ。
脅し文句が怖過ぎるのだ。
物語解放のメンテナンスは昼の10時から21時まであった。
インストールする時間も合わせたらもうちょっとかかった。
それで夜中に見る警告文が"あれ"だ。
怖過ぎる。
とりあえず次の日は休みだったためその日は寝て、朝からやる事にした。
前の章の【シノアリス篇】ではついにアリスたちキャラクターズが現実世界に召喚されラスト謎の爆破に巻き込まれ消失したところで終わっていた。
唯一、三匹の子豚&ドロシーペアだけ物語の確信を付くような意味深なセリフを遺していたが……。
【ヨクボウ篇】はその続き。崩壊したある意味世紀末のような世界に佇むプレイヤーに誰かが話しかけてきた。
事前に"名前が変更出来なくなる"と聞いてはいたがそういうことか。
ヨコオタロウ氏のゲームをプレイしたことがある人達なら納得の演出だろう。
メタい自虐ネタをよくやるシノアリスだったがここに来てプレイヤー。我々が物語に介入することになる。
プレイヤーは『老害』くるみ割り人形と共にログイン画面にいた"肉塊"に囚われたキャラクターズを救い出すことになる。
フレンドによう手助けは無い。自分の育てたキャラクターとNPCの共闘だ。
まあイベント戦のためサクサク進めらたのは良かった。
ナレーションはくるみ割り人形役の白熊寛嗣さん。
シノアリスでは残念なお爺さんを演じられているが本当は名脇役の凄い声優さん。……パッと思い浮かぶ有名キャラクターは無いが、なんか聞いたことある声! みたいなのをわかっていただけるんじゃないだろうか?
久しぶりにくるみ割り人形じゃない白熊寛嗣さんの声を聞いて鳥肌がたった。
激闘の末、ドロシーの救出に成功する。
そしてプレイヤーは選ぶことになる16人いるキャラクターズの中から一人を。
わたしは当然最推しのスノウホワイト一択である。
が、一度選んでしまうと他は見れないらしい。
誰かYouTubeにでも載せてないかなと期待してしまう。
くるみ割り人形はここまでの戦いで負傷し、ドロシーを救う代わりに犠牲となってしまったため選ぶことは出来ない。
少数派であると思うがくるみ割り人形推しにとっては辛い選択だ。
ここよりスノウホワイトを選んだ際の演出を撮ったものを雑に載せていく。
スノウホワイトを選んだ人はあの日のことを思い出し、スノウホワイト以外を選んだ人はお納めください。
ヨクボウによって生み出された肉塊は同じくヨクボウによって生まれたキャラクターズたちでは止められない。
ラスト7章を残し【ヨクボウ篇】は一旦終了する。
トラウマここ好き。
己の権限を越えて暴走し肉塊と融合したアンキと、キャラクターズを救うため自信を犠牲にし肉塊に喰われたくるみ割り人形。
正直な話。どちらもキモチワルイ。
だがくるみ割り人形はここまで頑張ってくれたし。
アンキはいつかの夏のイベントでイケボになったし。
気持ちが悪いが嫌いにはなれない。わりとお気に入りの一枚だ。
【ヨクボウ篇7章】
最終章が公開されてから約一週間後、最後の最後が解放された。
見るための条件は先程書いた通り。
"ギルドメンバー全員が同時に7章を始める"。
わたしの所属していた『MonaLisa』はリアル優先の社会人ギルドだ。
考えて欲しい。昨今の忙しすぎる社会人15人が同じ日同じ時間に全ての条件をクリアした状態で揃えるか?
──答えは否だ。
やはり仕事の都合で合わなかったり、ストーリーの進行状況が間に合わないなどしてギルドを去っていった人たちもいた。
哀しいがこればっかりは仕方ない。運営が悪い。
我々は最終章公開次の日27日にコロシアムをやっていた21時に集合した。
最後の戦いは完全に"アレ"だった。
精霊イベントのアレだ。
ギルドメンバー全員でシノアリスをぶち壊す。
精霊イベントのときもフレンドさんやギルドメンバーのみんなと頑張って戦った思い出が……。
本当にシノアリス運営は憎いことをする。
精霊イベントのときもめんどくさいだなんだ言いいながぶつぶつやっていたが終わったときはいつもやった! 達成感に満ちみんなとワイワイやって楽しい思いが勝っていた。
シノアリスが破壊されたことにより消えゆくキャラクターズの最後の言葉。
やらかしたアンキと共に消えるギシンの背中。
最後エンドロールが流れた際にギルドメンバーの名前とフレンドさんの名前が流れてきたときは我慢していた涙が溢れ出てしまった。
本当にシノアリス運営は憎いことをしてくる。
やっていたゲームがサービス終了するのは初めてじゃない。
サービス終了の瞬間に立ち会うのも初めてじゃない。
6年やったのはシノアリスは初めてたが5年やった『スクールストライカーズ』のデータが機種変した際に吹っ飛んだ時の方がダメージは大きいと思っていた。
とくになんの思いれもないと思っていたソシャゲ。
人付き合いは苦手だ。
チャットもスタンプでしか参加していなかった。
それなのにわたしにも最後の言葉を言う機会をくれたギルドメンバーに感謝。
ありがとう──このギルドで過ごした3年間は楽しかった。
もちろん今までいたギルドも楽しかった。
フレンドさんにも感謝しかない。
リアルタイムで人と関わるようなソシャゲはもうやることはないと思うがもしどこかでまたあったら──いや。リアル・ゲームでのみなんなのこれからを願おう。
お元気で。ありがとう──シノアリス。
ユキヒメ──ここに眠る。
シノアリス涙のサ終
-2023.12.27.fen.
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