光栄なことに曲付けのご依頼を頂いた作品です。
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やってきた 最後の夜は
いつもより月は近く　
昨日より君は遠く
過ぎ行きた冬のかけら
雪が降るたび思い出す
はにかんだ君の顔

戻っておくれ
戻っておくれよ
大好きなCDを沢山持って行くよ

僕たちが離れる理由など
いつまでも無いと思ってたけど
冬支度君はする　
知らないところで
僕はひとり
春を待つ

戻っておくれ
戻っておくれよ
いつ来てもいいように
部屋を温めて待っているから

僕たちがすれ違う日々続くとは
夢想だにしなかった筈なのに
冬支度 君はする
耳を塞いだまま
僕はただ
君の名前を呼んでいる

僕はひとり

君と春を待っている