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用件無いけど、メールしました。

こんにちは! 今日は3月最後の祝日前の平日でしたが、怒涛の一日だった方も多いのではないでしょうか。私は夜には燃料切れ…。少し仮眠をとって、先ほどまたハッ!と起きて、このポストを書いています。くぅー、ギリギリだ…。

今日は、「用件無いけど、メールしました。」という面白いビジネスメールをもらって、考えたことについて、書きます。

先ほど、ハッと起きてスマホを確認したら、半年ほど前にお世話になった方からメールが届いていました。「特に用件があったわけじゃないんですが、メールしました。お元気ですか? 何かお困り事がありましたら、いつでもご連絡ください」というメールでした。

特に用件ないけど、送りました、ってのがいいなぁと。
送っていただいた人の飾らない人柄や、完全に目的がビジネスの売り込みではないことを私がわかっているので、そのように感じることもあると思いますが…。一見、この無駄のようなメール。
今日の不意打ちのメールは、昔よくあった、いわゆる「御用聞き」や、「ちょっと近くまで来たから思い出して寄ってみたよ」とか、「久しぶりにちょっとお茶しようよ」みたいな、そんなメールでした。

インターネットで、簡単に労力をかけずにコンタクトが取れる時代。これからはますますリアルに実社会で会って交流する人間関係が少なくなり、逆にインターネットでの顔を見ない緩やかな交流が増えていきます。
だからこそネットでは何か用件があるから連絡をし、その連絡は簡潔かつ明瞭にわかりやすい言葉で書かなくてはいけない。要件がないと、連絡はするべきではない(相手が忙しいのと、プライベートもあるし、邪魔しないように)と少なくとも私は思いがちだったんですけれど、この1番忙しい時にそんな「用件無いけど、元気ですか」なんてメールをもらうと、なんだか逆に拍子抜けして、ほっこりしてしまいました。

相手に返事を要求しない。
あなたから返事は無いかもしれないけど構わない。
思い立って急に立ち寄ったから、あなたはその場にいないかもしれない。
あなたは忙しいかもしれないけれど、顔を見にきましたよ、元気?

なんかいいですね。私もあまり「こうしなきゃ!」「相手に迷惑にならないように」とらわれずに、相手に対応はゆだねて、どう相手が感じるかも相手に委ねて、もっと相手に投げかけてもいいのかな、と思うメールでした。

大事な人がいたら、昔からの友人で気になる人がいたら、躊躇せずに一声かけてみようと思わせてくれる出来事でした。いつでも声がかけられると思ってそのままにしていたら、できなくなってしまう事はあるのだから。
明日は春分の日。お彼岸の日です。こんな忙しい時期に祝日?と毎年思いますけれど、毎年年度末の忙しさで潰れそうな人のための、本当に大切なお休みだと思います。私は自分を整えつつ少しゆっくり仕事します。

春を分ける日です。桜が明日は開花しますね。明日もよい1日になりますように。おやすみなさい。

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