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【お知らせ】これまでの活動紹介

どうも、監督の伊藤です。自己紹介の意味も込めて、これまでこんなことをやってきたんですよ〜という更新も時たま挟んでいきますね。

私の二作目「人情噺の福団治」は、製作時のゴタゴタの余波で、自主配給・宣伝を余儀なくされました。私と妻の二人三脚で、プロデューサーをはじめとする周囲の方々にアドバイスいただきながら、一館ずつ丁寧に積み重ねていきました。

自主配給・宣伝とは何かというと、映画館に作品・資料を発送し交渉。デザイナーを選定しチラシ・ポスター・パンフレット・試写状・前売り券・ホームページ等を作成。マスメディアに情報発信を行い取材をしていただく。試写会場をおさえ、記者さん、ライターさん、著名人の方々等に試写状を発送。試写会の開催。その後の取材対応。舞台挨拶など上映時の企画を検討・実施。ホームページやSNSで宣伝。前売り券の手売りなどなど、ですね。
(以上、あくまで私たちがやってきたことであり、やる人により違う場合もあるかもしれません)

上のリストを見て、今は少し誇らしい気持ちになりますね。俺たちやりきったな〜、と。ヒットこそしたわけではないけれど、各劇場にとって「まったくどうしようもない集客だった」というのは皆無だったと思います。

一作目「まちや紳士録」では、フリーの配給さんが担当してくれていました。二作目を自分たちでやってみて(というか、やらざるをえなくなって)、配給の大変さは理解できた気がしています。
反面、人づてに「配給会社に一千万払った」「配給会社に数百万払った」という話を聞き、その作品の上映館一覧を見て僕たちがかけていただいた劇場が並んでいると、「僕たちは自主配給でやったんだけどな〜。その一千万、数百万は何のためのお金?」と思わされることもありました。

もちろん、作品の自力にもよるし、(自主配給よりも)実績ある配給会社・配給のプロを劇場は信頼する。それにやはり、配給会社・配給のプロはノウハウや人脈も豊富です。
何より、僕たち自身、もう一度自主配給をやってみるか?と問われたら、正直、やりたくないと答えるでしょう(よっぽど思い入れのある作品なら考えますけれど)。体力と神経を使う激務な割に、作品が当たらなければまったくプラスの出ない世界だからです(だから配給会社は事前に人件費や売り上げを確保しておくのでしょう)。

一番良いのは、配給会社と信頼関係を作っていって、丁寧に組んでいけることだと思います。
ともかく、自主配給をやったことで、様々な視点で映画の世界を見ることができるようになったのは確かです。

この作品の東京公開では、学生時代に縁があり、現在各分野でご活躍の方々に協力していただけたのも大きかったです。

春日太一さんは、大学院修士課程の同輩。当時、院生の研究室で彼とよく映画談義をさせていただきました(すでに東映撮影所の取材を始めていた彼の話はめっぽう面白く、八割型僕がリスナーになっていたと思います)。
春風亭一之輔さんは、私が一年だけ籍を置いていた、大学の落語研究会の先輩です。よくお叱りを受けたり、いじっていただいたりしました(いじりが愛情だったと気付いたのは、退部してかなり経ってからです)。

これまで生きてきた道筋が一本に束ねられていくようで、個人的にとても感慨深かったです。深謝。
(9/15のゲスト・立川談之助さんは、今回が初顔合わせでした)

以下、当時のSNSからのコピペです。

↓ ↓ ↓

公開劇場 : アップリンク渋谷
https://shibuya.uplink.co.jp

◯初日:9/2(土) 監督・プロデューサーによる舞台挨拶

◯9/3(日) 上映後にアフタートーク【監督 VS 春日太一】

◯9/9(土) 監督ほか関係者による舞台挨拶

◯9/10(日) 上映後にアフタートークトーク【監督 VS 春風亭一之輔(落語家)】

○9/15(金)上映後にアフタートーク【監督 VS 立川談之助(落語家)】

9/3は、映画史・時代劇研究家の春日太一さんです。著作に「天才 勝新太郎」「あかんやつら」「役者は一日にしてならず」「鬼才 五社英雄の生涯」などなど、毎年良い仕事を積み重ねていて、かつ喋りもプロ級の彼とちゃんとトークできるのか・・・胸を借りたいと思います。どうぞお楽しみに。

9/10は、落語家の春風亭一之輔さんです。人気・実力ともに乗りに乗っていらっしゃる一之輔師匠をゲストにお迎えし、トークさせていただきます(できるのか俺!)。大学時代、一年だけ落語研究会に所属しており、一学年上の先輩が一之輔師匠でした。自分にとって大きな一年でした。来ていただけることになり、本当にありがたいです。

追記1・一週目の上映時間が朝11時からに決まりました。二週目からは未定です。劇場にお問い合わせください。

追記2・お得な1000円の前売り券が劇場窓口・関係者より販売中です。また、当日一般料金に限り、雑誌「東京かわら版」持参の方は300円の割引となります。

追記3・満席の場合は入場をおことわりさせていただきます。ご了承ください。


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金はないものが出すものぢや。あるものは出さん。

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伊藤 有紀 Yuki Ito

映画監督/ドキュメンタリー映画「まちや紳士録」('13)「人情噺の福団治」('16)を監督。東京・名古屋・大阪ほか各地で劇場公開/2021年春撮影予定の新作劇映画を準備中/三重県 多度ふるさと塾 世話人/土着と革新の間 info@officearigato.com

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