第57回テレビ金鐘獎授賞式典が22日に無事に閉幕した。悲喜こもごもで、多くの優れた役者がお互いに健闘した。ほとんどが一票の差での勝敗のようで、多くのネット民たちは今回の金鐘獎は「死の組」だと称した。溫昇豪（ウェン・シェンハオ）は24日に金鐘後の感想を述べた。彼は授賞式典を「素晴らしい夜」と称し、また9文字（訳注:我們攜手讓產業更好 私達で手を取り合って業界を更に良くしよう）で心の声を吐露し、「台湾ドラマにあなた方のような優秀な役者がいるのは素晴らしい」「めっちゃすごい、役者の皆さんのドラマを見るのがめっちゃ好き、あなた方がいて本当に良い、さらに多くの作品を期待してます」など、ファンからの激励を集めた。（後略）

第57回金鐘は見所続きで、いくつかの場面は観衆に深い印象を与えた。最優秀主演女優賞を受賞した謝盈萱（シエ・インシュエン）が受賞作品を間違えて脚本家にお礼をし（訳注：謝盈萱は『四樓的天堂』と『おんなの幸せマニュアル2 俗女養成記』それぞれでノミネートされ、受賞したのは『四樓的天堂』だった。しかし受賞コメントで『おんなの幸せマニュアル2 俗女養成記』の脚本家へのお礼を口にしてしまった）、司会の鍾欣凌（チョン・シンリン）が「今夜の金鐘の最高潮です」と高らかに叫んだこともだ。はたしてこのシーンはドラマ部門の最高視聴率を更新したのだ。また、金鐘の2日間の視聴率も同様に記録を更新、正味視聴者は554万に達し、去年と比べ100万多かった。
（中略）
今回の式典及びレッドカーペットは全部で554万の「正味視聴者」がおり、去年よりも100万伸びた。21日のプログラム部門は平均視聴率1.46、22日のドラマ部門はさらに記録更新し2.50に達し、見所続きの金鐘は観客を魅了した。