noteは本当にたくさんの分野での記事があって何を書こうかある意味で迷いますね。そう思いながらTOPページの募集中のタブを開けば、決められたお題の記事が募集されているという。これはこれで面白い！
私は当時確か中学生の頃だったかで初めて買ったCD：池田綾子の「water colors」を誰にも話せず、いつしか音楽の話になったときは2番目に買ったBoAの「LOVE＆HONESTY」を出していました。noteだから言える初めて買ったCDについて書いていこうと思います。

はじめて私自身で音楽に触れることができたツール

私の両親は音楽が大好きで、父親はクラシックやJAZZ、母親はJpopや洋楽をよく聴いていたので音楽には自然と触れていました。音楽っていいなとは思っていましたが、私自身で初めて音楽が好きになったきっかけは、夏休みなど長期休みで帰省していた祖父母の家にあったラジオでした。
電源を入れて周波数を合わせるとMCのトークや音楽が聞こえてくる。その技術にも感動していましたが、その時たまたまリスナーのリクエストコーナーにチューニングされ、そこで流れてきた2本の音楽、酒井法子の「蒼いうさぎ」とSPEEDの「White Love」。切ないけれども伸びやかな高音の歌声に心を揺さぶられたのを覚えています。ほかにもいろいろ流れていいなと思う曲もあったので、ラジオでランダムながら曲を聴き、思いがけない名曲と出会うという楽しさをこの時に覚えました。

たまたまあったラジオでの池田綾子のコーナー

時は中学、英語のリスニングなどを勉強するため、我が家にもCDラジカセがやってきました。勉強が終わって寝る前にふとあの頃の楽しかったラジオライフを思い出します。どんな局が入るのかチューニングして聴いていたら、当時ニューカマー（だったと思う）なアーティストがMCを期間限定で担当するコーナーがあり、そこで池田綾子さんがトークと自分自身の曲を披露する1時間のコーナーがありました。トークも面白かったのですが、EDに締めくくられる音楽として流れてきた「飛べない鳥」という曲に心を打たれます。なんて透き通る伸びやかな歌声…前向きになれる歌詞…勉強の疲れも眠気も吹き飛びました。
それから決まった曜日に流れるそのコーナーを聴くのが楽しみになりました。別の曲「Life」や「ヤサシイウタ」も聴いて、本当に素敵な歌だと思い、このアルバムCDを買う決心をしました。

ふ～ん、に耐えられなかった私

ただ、私はクラスメイト達との会話がかなり苦手でした。というのもゲームが好きだった故にテレビを見たり雑誌を読んだりする時間を取らなかったため、共通の話題がほとんどなかったのです。
音楽の話題に挙がるといえば、「ポルノグラフィティ」や「ELT」などランキング上位のアーティスト、TVを見ていれば当然です。中学生の頃は今話題のネタで話題を楽しみたい（と当時私は思っていた）はずなので、それ以外のマイナーなネタは「知らな～い」とか「ふ～ん」とかで終わるのです。話のつまらない人としてレッテルを貼られるのがオチでした。
私はこんなに素晴らしい池田綾子の歌を知っていたけれども話せなかったのです。知ってる人はいないだろうし、興味を持ってもらえるようなトーク力もない状態では、話題として封印するしかなかったのです。
いつしかそのことは忘れ去られ、TVでも有名になった私の好きなBoAのアルバム「LOVE＆HONESTY」を購入するタイミングが来てその代役を自然と行うこととなりました。

同じファンに巡り会えるかもしれない可能性

だんだんと世の中なのか年齢のせいなのか、マイナーな趣味であっても多様性が尊重されるようになってきました。
そして現在、noteは非常にたくさんの方々が集って様々なネタで記事が書かれています。
ひょっとしたら私と共通の趣味・興味・関心の方に出会えるかもしれないと思いワクワクしながらnoteを使ってみることにしました。その好きな音楽の一つとしてこの池田綾子のCDを購入したことを思い切って話してみることにしたのです。

お読みいただきありがとうございました！！