【就活生へ】①ESの極意

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#世界最速で日経新聞を解説する男 の就活生向けES極意の記事です。
 この記事は、過去6年間で累計300人以上のESを添削してきた南がまとめた「ESの極意」です。ぜひ最後まで読んで、ご参考ください。

◆大前提
・基本だけど、設問を読み返して、「結論から書く」ということができているか確認。
 最初の1行を読んだだけで”設問に全て答えている”かつ”全体の内容がわかる”構造にする。

・文章が長くなりすぎないように注意。一文は最大でも50字以内に。
※70文字とか超えると確実に読み飛ばされます。

1枚のESを読む時間は30秒の可能性だってある。
 なので、簡潔な文章かつ、箇条書きや◎◆『』【】などの記号で区切って見やすく書く。

◆ESの目的
・一貫性を持って『自分』という人間を伝え、『自分』がどのように会社という組織に貢献できるかを伝える。(つまり、「俺/私のこと採用すると、あなたの会社にこんなに良い価値を生めますよ!」ってことを伝える。)
 学生時代の経験をベースにして、「能力(=強み)」と「意思(=志望動機)」の2面で伝える。

・面接なんて10分程度しか無いんだから、あれもこれも伝えようと欲張っても無駄。
狭く・深く・具体的に」を心がけて「他は全部忘れられても良いから、これだけは面接官に覚えて帰ってもらおう」っていう1メッセージを決めてESを書くようにすると良いと思います。

・たとえば、「全米で大ヒット!」みたいな映画があったとして、10人がその映画を見たら10人とも同じ感想を持つ訳がありませんよね。ある人は「めちゃくちゃ面白い!誰かにオススメしたい!」と思ったり、ある人は「つまんなかった。ずっと眠かった。」と思ったり。
 ES&面接もこれと一緒で、ESを読んだ面接官の感想は十人十色です。”完璧なES”なんてものはありません。しかしながら、模擬面接を何度も繰り返して場慣れをすることで、
◎「情熱的なタイプの面接官には特に挫折に負けず努力を続けたことを強調して話そう」
◎「冷静沈着なタイプの面接官には客観的数字をもとに現状分析したことを強調して話そう」
とか、使い分けられるわけです。社会人に限らなくても良いので、サークルの先輩、バイトの後輩、高校の友達、兄弟姉妹、両親、など色んな人から色んな意見を聞いて、模擬面接をしてもらって、「このタイプの相手にはこう伝えよう」といったような肌感覚を身につけましょう。
(要は、ある程度ESが形になったら相手を変えて模擬面接をいっぱいしましょう。実践と並行させながらES修正していくのが最も効率的です。)

模擬面接の話は以下の続編記事を参照ください↓

◆ESの構成(一貫性を!)
<過去の自分>学生時代に頑張ったこと

<現在の自分>自己PR(強み=能力)

<未来の自分>志望動機(入社後にやりたいこと=意思)

■<過去の自分>〜学生時代に頑張ったこと編■

何のエピソードでも良いけど、大事なことは、以下のような論理性。

・失敗(=挫折)

・目標設定(具体的に。数字や固有名詞を使って。

・現状分析

・目標と現状が乖離している”原因分析”(超大事なのにこれを抜かす人が多数!)
※ここの原因分析の切り口で読み手に「おっ!面白い!」と思わせることがポイント。

・具体的な解決策(①箇条書きで2~3点。②前述の”原因分析”とリンクしていないと、全く論理性の無い解決策になってしまう。③せっかく箇条書きにしているのに内容がカブる人が多数。書き終えた後、内容がカブってないか注意。「MECE(漏れがなく、ダブりもない)」を徹底的に意識!)
【参考】ロジカルシンキングの基本「MECE」とは
・結果&振り返り

(論理性に関しても質問を多数いただくのですが、「空・雨・傘」でググったら関連記事がたくさんあるので、必ず調べるようにしてみてください。)
【参考】問題解決力を高める「空・雨・傘」の思考パターン

☆ポイント1.自分の「具体的な改善策」の行動の価値を伝える論理性。
 ありがちな悪いESの例。
・「目標設定」が抽象的であやふや。(数字や固有名詞が一切出てこない)
・「課題」は書けているが、『その課題が発生してしまっている原因』が書けていない。
→この2点が書けていないと、いくら自分の「具体的な解決策」のアピールをしてもその価値が読み手に伝わってこない。(=自分の強みのアピールとして不適切。)

☆ポイント2.「結果を振り返る力」
 日系企業の新卒採用は"伸びしろ採用"であるから「結果を振り返る力(=これから伸びるかどうか)」が大事。 よって、「目標」は「失敗か成功か考察できること(⇒次にどう活かすかを伝えること)」が大切。だから、目標設定には「固有名詞や数字」を入れて説明をする。
(ありがちな悪いESの例:「目標」が抽象的で何が言いたいのかさっぱり分からない。)

☆ポイント3.「原動力=自分のモチベーションの源」を伝える。
 なぜこれを頑張ることができたのか?どこに価値を感じた?自分を突き動かす原動力って何?ということをしっかり考える。
 そして、「自分は学生時代に●●のためにならどんな辛いことがあっても頑張ってこれました。~~という経験(例:OB訪問)を通じて、私の原動力となる●●が御社にあることがわかりました。したがって僕は御社でモチベーション高く働くことができます!(=能力と意思があるので、僕のこと採用したら御社に価値を生めますよ!)」と伝える。


■<現在の自分>自己PR(強み=能力)編■

→「会社という’組織’にどんな価値が生めるのか?」を自分の経験をもとに伝える。

☆ポイント1.チームの話
 会社の仕事って必ず"組織"で行う。だから、面接官は「こいつがウチの会社という"組織"に入った時に、どんな立場でどんな価値を生んでくれるか?」という視点で就活生を見てる。だから、「頑張ったこと」から伝える「自己PR」も、「チームで頑張ったこと」を入れたほうが良い。仲間との接し方とか、仲間のモチベーションを上げるためにどんな工夫をしたか、とか。

☆ポイント2.困難
 設問で聞かれてなくても「困難・挫折・失敗」の話は入れるべき。「困難・挫折・失敗を乗り越えたときに最も発揮した力」こそが「自分の強み」だから。
 逆に、「困難・挫折・失敗」が存在しないエピソードは、聞き手からしても退屈。面接官の印象に残らないので、面接で1発で落ちる。


■<未来の自分>志望動機(入社後にやりたいこと=意思)編■

 自分の実体験に基づいて書いてない人が多すぎる。「貴社の掲げている◎◎というコンセプトに感銘し~」とか説明会の資料からコピペした志望動機はマジでどうでもいい。”抽象的”な文章は読み飛ばされて終わり。
 そうならないように、”具体的”に自分の実体験を必ず交える。
☑尊敬する社員の名前
☑OB訪問で社員が熱く語っていたこと
☑一番影響を受けた仕事の事例
☑生活していて自分の身の回りに起きた出来事
など、固有名詞を”具体的”に出して伝える。
 「自分の実体験」に基づいた志望動機じゃないと、抽象的になってしまって、「それってウチの会社じゃなくてよくない?」となってしまう。志望動機を書き終えたら、「それってウチの会社じゃなくてもよくない?」と聞かれてもちゃんと答えられるかどうかを確認するべし。
 
 「採用する側」の視点も持ちましょう。なぜ「それってウチの会社じゃなくてもよくない?」というような意地悪な質問が生まれてしまうのか。それは、合格を出した学生に内定を蹴られてしまうと、採用担当者に×が付いてしまうからです。なので、採用する側も「こいつに内定出しても蹴られないかな?」という不安でいっぱいなのです。その不安を取り除いてあげるためにも、「なぜこの会社でなくてはいけないか?」を”具体例”を出して分かりやすく、かつ情熱的に、採用担当者に説明してあげましょう。


◆(その他)ESを送るときの注意点
・YahooやGmailなどのフリーアドレスに対してワードファイルが送れないようにセキュリティが組まれている会社が多いです。(得意先の機密情報漏洩を防ぐため。)
なので、ES添削のやりとりをファイルで行うことがきません。よって、ESを送るときはメール本文またはLINEにベタ打ちで送ってください。

・過去の添削のやりとりは残してほしいです。社会人は1日に数十通〜数百通のメールのやりとりをしていて、メールは簡単に埋もれてしまいます。
※過去のメールをいちいち検索するのが手間なのでメールを返信する際は全て「履歴付き返信」で行ってください。(ちなみに会社アドレスとGmailなど、宛先が複数ある場合は「全員に返信」をすると受け取る側も手間が省けるので喜ばれます。)
※もしESを送っているのに返信が無い場合、うっかりメールを見落としてしまっている可能性が高いので、迷惑かな?と思わずに、堂々と再送してください!

◆(その他)学生→社会人への御礼について
・Aさんの紹介でBさんにOB訪問をした場合、OB訪問を受けて貴重な時間を割いてくれたBさんに御礼メールを送るのはもちろんのこと、その紹介をしてくれたAさんにも必ず「ご紹介いただいたBさんからお話伺うことができました!ありがとうございました!」と御礼&報告メールを送りましょう!AさんからもBさんからも信頼されて、また新たな紹介をしてくれたりするかもしれませんので、就活生にとっては御礼&報告メールを送ることは、得することしかありません!

・内定先が決まり、就活終了後には必ず、OB訪問を受けてくれた社会人に内定先の報告メールを送りましょう。たとえ同じ会社に入ることにならなくても、長い人生、なにかの機会で再会するかもしれません。
 社会人は、OB訪問を受けた就活生のことを覚えています。(いまこの記事を読んでいる学生さんも、自分が社会人になったら分かると思います。)
 個人的な肌感覚としては、就活終了後に内定先報告メールをくれるのは全体の2〜3割くらいしかいません。仕事でバタバタな中、学生のために貴重な時間を割いてOB訪問を受けたのに、とても悲しいことですね。
 学生の中には、直筆で手紙をくれたり、御礼としてネクタイをくれたりする学生もいましたが、ここまでのツワモノの真似をする必要はありませんので、1通のメールで十分です。

・また、もし同じ会社に入社することになったら、4月1日に入社して1〜2週間以内にその先輩のデスクまで行って、直接挨拶をしに行くことをオススメします。直接会いに来てくれる後輩のことを嫌がる先輩なんていませんので、とても喜ばれると思います。先輩から気に入ってもらえれば、入社祝いだと言って、美味しいものをご馳走してもらえるかもしれませんし。

 以上、長々と書いていますが最近の僕が感じていることは「そもそもなぜ会社員として働くのか?」という目的が欠落している就活生が多いことです。
 「大前提」の部分が欠落しているから、入社してから「思っていたことと違う…。」と感じて不幸になる若者が多すぎることです。少しでも不幸になる若者を事前に救いたいと思ってこの文章を書いております。この文章を最後まで読むくらいヤル気に満ちあふれているそこのあなた、ぜひ「そもそもなぜ会社員として働くのか?」を考えてください。

以上、南がお送りしました。「①ESの極意」の続編記事の「②面接の極意」という記事も読んでください!非常に濃い内容となっております。

▼こちらは、最後まで読んでくれたモチベーションの高い大学生向け告知。
 博報堂を退職して南が立ち上げ、2018年4月にオープンしたKoru Takanawa Gateway Hostel, Cafe&Barに遊びに来てください!南と一緒に世の中に何か仕掛けたいという意欲あふれる人の連絡お待ちしております。

 以下2つの記事をぜひ読んでいただきたいです!
▼「博報堂を辞めて、起業しました。皆様にどうしても「1つ」お願いがあります。」(2018年2月19日)

▼Koru Takanawaオープンに向けたクラウドファンディングの記事です!
「38年間の麦屋の魂を受け継ぐ。港区高輪に初のゲストハウス開業!」(2018年2月23日)

以上、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!!南 祐貴

 ※記事は以上です。もし記事を気に入ってもらえたら僕の活動への応援として投げ銭してもらえたら嬉しいです。
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 ▼私の自己紹介のHTML名刺です。こちらもぜひご覧ください。 

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