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中小企業診断士☆2回の1次試験と3回の2次試験☆それぞれの得点は?

大変遅くなりましたが、2023年10月29日に受けた中小企業診断士の2次試験の結果が出ました。

サクラサク…🌸

2020年9月から始めた中小企業診断士試験への挑戦は、2024年2月の合格発表をもって終わりました。

約3年という長い間、あんなにストイックに勉強に取り組んだのは、人生最初で最後かも…




初受験☆R3〜1次試験で元号書き忘れる〜


R3が初受験でした。
R3年1次試験のハイライトは「生年月日の元号を書き忘れた」ことですね。

気づいたのは1日目、3科目目の企業経営理論の途中で生年月日の元号が空欄になっていることに気づき、

「げ!!!前の科目、元号書いてない!!!」

気づいてから冷や汗が止まらずに、目の前の試験に集中できなくなりました。

「もしかしたら、経済と財務が0点かもしれない…」

企業経営理論が終わって、すぐに試験監督の先生へ事情を説明しましたが、もちろん対応してもらえませんでした(当たり前)

その時に話を聞いて下さった試験監督が良い方で「元号空白くらいなら大丈夫だと思うよ」と声をかけてくださいました。

Xでも色んな方になぐさめてもらいました。あの時はありがとうございました(^^)

結果・・・元号書いてなくても大丈夫でした!!!
公式の発表が出るまでは気が気ではなかったですが、本当によかった。

試験監督さんお願いです。
「元号の欄も記入してね♡」と言っていただけるとありがたいです(いや普通に考えたら分かるんだけどさ、極限状態だとまじで言われたことしかできないんですよ。他会場ではそういうアナウンスもあったとか、なかったとか)

〜R3 1次試験 結果〜
経済 68
財務 72
経営 82
運営 56
法務 60
情報 60
中小 49
合計 447

1次試験一発合格できたことに驚きました。


初受験☆R3おさかな世代〜2次試験・事例Ⅳで切られる〜


こちらも初めての2次試験。

勉強として過去問を解いていた感じと、本番で解く試験は全く違いますね。プレッシャーが比べものになりませんでした。

事例Ⅰから何を書いたらいいか分からず絶望しました。とにかく時間内に与件を使ってマス目を埋めることだけ考えました。

事例Ⅱはなんだか解答に使いそうな要素が多くて混乱しながらも、必死にまとめました。

事例Ⅲだけは、勉強通りにできたと思います。

問題は事例Ⅳでした。計算問題が一つも解けずに終わりました。席の前の方の人達の解答用紙にはもちろん記載があったのに、私の解答用紙の2/3は白紙だった気がします。

「おわった・・・」

2次試験を見守って下さった師匠にも弱気なDMを送りました。

結果発表当日、ネットで自分の受験番号を探しましたが番号はありませんでした。

R3の当時、試験結果はABCDと書かれたハガキで送られてきました(具体的な得点を知るには、別途得点開示請求が必要でした※R5現在は、得点開示請求せずとも結果通知のハガキに得点が記載されてきます)

その試験結果通知のハガキを見た時は驚きました。
事例Ⅰ A
事例Ⅱ A
事例Ⅲ A
事例Ⅳ D
総得点 A

「え。受かってるじゃん。」
いえいえ、事例Ⅳで足切られてます。この衝撃はトラウマ級でした。
「事例Ⅳさえ40点あれば、R3で合格だったのに」と一生悔やむと思います。
合格は幻となって消えました。

〜R3 2次試験 結果〜
事例Ⅰ 70
事例Ⅱ 62
事例Ⅲ 75
事例Ⅳ 35
合計 242


2年目⭐︎R4いちご世代〜全然点伸びねぇ〜


R3で1次試験合格したため、R4は保険受験なしの2次専念組でした。

R3で良い点数が取れていた事例1〜3は、さらに1年間みっちり資格学校EBAで勉強したこともあり、自信を持って試験にのぞみました。

試験当日はもちろん緊張はしましたが、1年目ほど、うわーーーーー(TOT)!!!!とはなりませんでした。良いのか悪いのか試験にだいぶ慣れたのだと思います。

事例Ⅳはやはり空白はできてしまいましたが、奇跡的に計算問題1問解けました!これで事例Ⅳの足切りはないだろうと思っていました。

2社の資格学校の再現答案サービスでは合格圏内・高得点と判定が出ていたので、ルンルンで結果発表を待ちました。

〜R4 2次試験 結果〜
事例Ⅰ 60
事例Ⅱ 57
事例Ⅲ 60
事例Ⅳ 48
合計 225

わぁぁーーーー!!!!全然だめじゃんーーーーー!!!!!
心底がっかりしました。
できると思っていた事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの点が全然伸びておらず、事例Ⅳでとどめを刺されました。

やはり事例Ⅳをなんとかしなくては、合格の道はないのだな。と気持ちを入れ直しました。

3年目⭐︎R5〜1次試験で元号ちゃんと書く〜


2回目の1次試験。2年前の失敗はもうしません。きちんと元号も書きました!

ほどよい緊張感の中、試験を受けることができました。

しかし情報システムだけは焦りました。あんなにたくさん初めて聞いた言葉ばかり問題にでてこられると、過去問勉強する意味ないなー、と思いました。

〜R5 1次試験 結果〜
経済 60
財務 60
経営 69
運営 65
法務 68
情報 60
中小 56
合計 438

なんとかギリギリ1次試験すり抜け。心臓に悪い。


3年目⭐︎R5サブスク世代〜ついに事例Ⅳに勝つ〜


心のどこかで「今回2か月くらいしか2次の勉強できてないんだから、落ちても仕方ない。来年は2次に専念できる」というゆとりがありました。

プレッシャーに弱い私にとっては、そのくらいのゆとりがある方が良かったのだと思います。

でも事例Ⅳは1次試験の勉強と並行しながら、1年間ずっと勉強してきました。

とにかく勉強してきたことを解答用紙に書いてくる気持ちで試験にのぞみました。

事例Ⅰはいつも通り「あー。やっちまった」でした。正直足切りを覚悟したくらい手応えがありませんでした。

事例Ⅱは事例Ⅰより書けた気がするものの、それでも手応えがありませんでした。

事例Ⅲはいつも通り手応えありました!なんならここで点が取れてないと落ちると思いました。

そして因縁の事例Ⅳ。問題数がめちゃくちゃ多い!でも解けない難易度ではない。とにかく手を動かして、ひたすら解答用紙を埋めました。最後の10秒まで書き続けました。

R3からずっと事例Ⅳに苦しめられてきた私が、解答用紙すべてを埋めることができました。

「おわった・・・」

その言葉は2年前のそれではなく、解答用紙を埋め切った達成感から出た言葉でした。

〜R5 2次試験 結果〜
事例Ⅰ 60
事例Ⅱ 61
事例Ⅲ 70
事例Ⅳ 70
合計 261🌸

3年間の努力が実った結果でした。
何より足を引っ張ってきたばかりだった事例Ⅳが合格のキーポイントとなるなんて思いもしませんでした。


3回受けた2次試験


●事例Ⅰ  70(S) → 60(A) → 60(A)
初年度がビギナーズラックだったんでしょうね。それでもギリギリ合格点を取り続けられたのは、自分でも驚きです。あんなに手応えがなかったのに。

●事例Ⅱ 62(A) →57(B) →61(A)
事例Ⅱだけは全く点数が伸びませんでした。そういう性質の科目かもしれませんし、私が得意でなかったのかもしれません。

●事例Ⅲ 75(S) →60(A) →70(S)
事例Ⅲは自分の中で解き方のプロセスも定まっていたし、一番安定して点が取れた気がします。

●事例Ⅳ 35(D) →48(C) → 70(S)
事例Ⅳには本当に苦しめられました。1次試験の財務はそんなに苦手意識はなかったのに、事例Ⅳは勉強すれば勉強するほど嫌いになっていきました。また別の機会に詳しく書きたいと思うのですが、事例Ⅳは勉強方法が間違っていました。

そして70点取れた今回は、師匠であるサンさんが作った問題集をやりこみました。これがなかったら、こんな高得点は取れていなかったです。


1年目と比べるとダブルスコアでR5の得点を牽引してくれた事例Ⅳ。事例Ⅳのデキが合否を分けると言っても過言ではないなと感じました。

長くなりましたが、これが3年間戦った私の戦績です!長期戦、本当によく頑張ったと、自分をほめてやりたいと思います!

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