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ゴールデンカムイ聖地めぐり(5) ~作中で見た景色あちこちに!開拓の村

二泊三日でゴールデンカムイ聖地巡りと「北海道はゴールデンカムイを応援してます ARスタンプラリー2022」巡りに行ってきたので記録用にまとめます。こちらでは二日目に行った北海道開拓の村について書きます。

行程


1日目
 千歳空港着
 ウポポイ
 千歳市水族館
 札幌散策(時計台)
 チセのある居酒屋ハルにて夕食

2日目
 札幌散策(北大散策、北海道大神宮、北大植物園)
 北海道開拓の村(この記事のお話)
 札幌散策(日本基督教団札幌教会)
 サッポロビール園にてジンギスカン

3日目
 小樽散策(聖地めぐり編)
 
小樽散策(グルメ編)
 千歳空港出発

開拓の村

明治~昭和にかけての北海道の建築を移築した野外博物館だそうです。家を丸ごと、しかも複数移築してるので敷地も広大! 歩きやすく、脱ぎやすい靴で行くのがお勧めです(建物内部の見学は靴を脱ぐ必要があります)
このあとは巡った順に紹介していきます。出てくる番号は開拓の村の案内図に出てくる番号です。


1. 旧札幌停車場(24巻p180)

開拓の村の入口になります。ARスタンプラリーのチェックポイントにもなっていて、ここで杉元のARがゲットできます。

停車場

建物内には野田先生や声優の方々のサインが飾ってありました!

アシリパさんと杉元

杉元も出迎えてくれます。

杉元と杉元のコラボ

2022年10月時点だと入場券を買うときに、ゴールデンカムイの作中に出てきた建物にマークしたマップもくれます。ファンのツボを押さえたサービスありがたし。

開拓の村食堂

開拓の村は広いので、巡る前に腹ごしらえ。
ヤン衆定食と屯田兵定食をいただきます。

ヤン衆定食を撮り忘れたことに気づいた。こちらは屯田兵定食。メニューは、みそおでん、小鉢、ごはん、いももち、豚汁でした。

白米の上には甘辛く炊いた昆布と鮭が乗ってました。体動かす人向けの食べ物だからか、味はちょっと濃いめ。お腹いっぱいです!

8. 旧浦川市庁庁舎(6巻p32など)

ピンクでかわいい建物です。家永先生の札幌世界ホテルまんま!

家永先生がやってたことと外観のかわいさにギャップがある

3. 旧手宮駅長官舎(6巻p126など)

茨戸のケツアゴ署長の背景などで出てきます。これまたまんま!

茨戸の話の背景でよく出てきますね

4. 旧開拓使爾志通洋造家(7巻p78)

エディー・ダンのお宅として出てきます。

「アメリカ人!?」の吹き出しの背景で登場

5. 旧福士家住宅(5巻p186など)

こちらは内観が出てきます。土方さんが新聞読んだりしてた座椅子や、のら尾形がケーンケーンしてた火鉢!

土方さんや永倉さんが寝そべってるシーンが目に浮かぶ!
のら尾形が丸まってるシーンが目に浮かぶ!

6. 旧松橋家住宅(2巻p164など)

鶴見中尉が杉元に「私の下に付くことだ」と言ってるシーンとかで出てきます。

作中ではここでお団子食べてましたね

7. 旧有島家住宅(3巻p164など)

永倉さんの亡くなった親戚の家として、土方一派のアジトになるシーンなどで出てきます。

11. 旧北海中学校(23巻p87など)

宇佐美一等卒の母校として出てきます。内装は江渡貝くぅん家のモデルだそうです。

モダンな感じ
江渡貝くぅん一家(?)が座ってたテーブル
教室の中はこんな感じ

12. 旧龍雲寺(23巻p32)

札幌近郊の土方一派のアジトとして出てきます。レタッチリ(白鳥)食べてたのもこの中ですね。

明治のお寺でガラスが使われてるのなんか珍しい?
私が知らないだけでそうでもないのかな?

32. 旧土谷家はねだし(22巻p29)

樺太の大泊で第七師団から逃げた杉元をアシリパさんが手当してるシーンで出てきます。

写真がちょっと斜めってるので不安定そうに見える。
実際は頑丈な建物です。

33. 旧青山家漁家住宅(6巻p201など)

辺見和雄編のニシン御殿の外観や内観だったり、茨戸のニシン番屋の内観だったりで出てきます。

ニシン番屋の外観
辺見が色々ゴソゴソしてたシーンが思い浮かぶ
ゴールデンカムイとは関係ないけど、この梁の構造は地震に強いらしい。
見学に来た大工の棟梁さんが感心していたという話をボランティアガイドの方から聞きました。
尾形が土方に売り込むシーンで「どんなもんだい」ってやってたところだ!
これもゴールデンカムイとは関係ないけど、
壁の一部を掘りこんで大きな神棚を設置してるのが珍しかった

17. 旧浦河公会会堂(18巻p95)

外観は関谷輪一郎の「俺は幼い娘と家に帰る途中で…」というセリフの背景で出てきます。

この頃は関谷の目にもハイライトがあったな…

内観は鶴見中尉がソフィアとアシリパさんを尋問する教会の内部で出てきます。

ソフィアとアシリパさんが座らされてた

15. 旧山本理髪店(6巻p12)

茨戸編の背景で外観も内観も色々出てきます。作中で出てきたあのシーンのまんま!

作中で何度も見た!
土方さんや尾形が座ってたやつ!
こっちは永倉さんが座ってた

14. 旧島歌郵便局(11巻p26)

谷垣が「フチの様子を聞くために」送った電報の返事を受け取るシーンで出てきます。

郵便ポストも作中に出てたような

9. 旧小樽新聞社(13巻p75)

石川啄木が初登場したあたりで「あちこちの新聞社を買う予定なので~」の背景で出てきます。

3階建て。市街地群の中でもひときわ高かったです。

19. 旧三〼河本そば屋(2巻p144)

杉元がニシンそば食べてるシーンで出てきます。なおニシンそばは開拓の村食堂でもいただけます。

お店の看板もそのまま作中に出てくる
内観もお品書きもそのまま出てきますね

20. 旧武井商店酒造部(2巻p154)

小樽での第七師団の拠点の外観として出てきます。

杉元が監禁されたり色々あったところ

21. 旧近藤医院(6巻p118など)

札幌世界ホテルの爆発後に、牛山と家永が避難したところとして出てきます。医療が関わるところでは他でも出てきてる気がします。

外観
家永が爆発事件のあと寝てたり、樺太での尾形の治療もそうかな
作中に出てきたわけではないけど、なんとなく家永を思い出す

28. 旧広瀬写真館(13巻p71)

土方一派と杉元たちがみんなで写真撮影するシーンで出てきます。

外観
源次郎ちゃんがポーズとってた椅子だ!

30. 旧札幌農学校寄宿舎(10巻p127)

ニセ犬童が会いに来たシーンで出てきます。鯉登少尉初登場シーンの背景もここですね。

渡り廊下で3棟が繋がったかなり大きな建造物
ニセ犬童と第七師団の淀川中佐が会談してたテーブル
鯉登少尉初登場の階段(1階から踊り場)
鯉登少尉初登場の階段
(踊り場から2階。作中で出てきた角度はこんな感じだったかと)

51. 旧平造材部飯場(21巻p136)

登別で第七師団から逃げた有古一等卒と都丹がたどり着いた土方一派のアジトとして出てきます。

森の中の作業用に寝泊まりできるところ
寝泊まりする生活の場。
山中の作業の安全を祈ってか奥には神棚もありますね。

36. 旧山本消防組番屋の火の見櫓(6巻p165)

茨戸で尾形が鐘に弾丸命中させたり、登ったりしてた櫓ですね。

茨戸の抗争開始の合図!

39. 旧田村家北誠館蚕種製造所(18巻p86)

関谷輪一郎の運試しで出てくる養蚕所のシーンで出てきます。

作業場とか蚕室とかあるのでかなり横長の建物
こういう感じのところに埋められてたんだろうか
ロシアンルーレット!もとい蚕の雌雄判別機!

48. 旧菊田家農家住宅(7巻p105など)

エディー・ダンに頼まれて赤毛のヒグマと戦った農家のシーンで出てきます。

ごく普通の農家
八百長関係者の首が並べられてた階段…!
台所の様子

おまけ

開拓の村内には鉄道馬車もあります。客車を引っ張ってくれるお馬さんは小柄だけど力持ちの子でした。めんこかった!
鉄道馬車は定員10名と少ないので、乗りたい場合は早めに並ぶことをお勧めします。ギリギリで乗れました!

いっぱい食べてお仕事頑張ってね!

まとめ

写真に撮ってきたのは作中にちょくちょく登場して印象的だった建物です。背景にちらっと出てきたのも含めると作中に登場する建物はもっとあるそうです。
ゴールデンカムイで見た建物がたくさん見られるのでファンにとっては本当に楽しい場所です!ぜひ歩きやすい靴で行ってみてください。

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