誰もが知ってる「岩戸びらき」のお話。作者が誰かは知らないし、当然その作成意図もわからない。
ただこのお話、多様な解釈が出来ることは間違いないようだ。

何が隠れたのか？
何が現れたのか？

また、

アマテラスとは誰なのか？
タヂカラオとは誰なのか？

といったものもあるだろう。
だが僕はふと、

何で「岩」だったのだろう？

と思った。
家でもない、海の底でもない、アマテラスが隠れたのは「磐座」だったのである。

まあ正確には、磐座というより「洞窟」なんだろうけど、

岩戸に隠れる

が

磐座に封印される

にも思える。

であれば、いったい何が封印されているのかということ。

岩戸びらきの話を見るに、封印されているもの自体は悪いものではないようだけれど、それを解くには注意が必要かも知れない。

各地に存在する磐座。
そのそれぞれに何が宿っているのか。よく気をつけた上で感じてみるのも面白そうだ。