予想してなかった晴れの土曜日、僕は外作業を済ませて、じいちゃん神社に向かった。清掃のご奉仕のためである。

時刻はすでに15時過ぎ。最近は日没が早いから、時間はあまりない。
1時間半の一本勝負である。

神社に到着。早速作業を開始しよう。

美しい黄色の絨毯。
これはこれでアリなんだけど・・（笑）

持って来たのは、ブロアーとレーキ（熊手）。落ち葉かきにはこれがいい。

何はともあれ、「来ましたよ。」と神様と眷属にご挨拶。そして、神様たちを背にして、鳥居のほうへ落ち葉を吹き飛ばしていく。
ブロアーが有効だ。

だんだん落ち葉が山になってくる。こうなるとレーキじゃないと無理。雨で落ち葉が湿っているから、結構重いのである。

一か所、落ち葉を積むところを決めてそこに集積していく。
ブロアで飛ばしてレーキで寄せて、積んでいく。これの繰り返し。

だが・・

銀杏！

こいつが曲者。
コロコロ転がって始末に悪い。飛ばないしね。（笑）

狛犬さんについた落ち葉も払おう。

気持ちいいのお～～

そう言われたような・・・

明神のお狐さんは、じーっとこちらを見ている気がするね。（笑）
前掛けも今度新調しよう。とりあえず今日は、裏返しで勘弁を。m(_ _)m

落ち葉はキレイでいいのだけれど、参道は湿りっぱなしになる。これではどうにも波動が低い気がするので、敷石をちゃんと出し、乾くようにしたいんですよね。気持ちとしては。

日が傾いてきた。
仕上げのブロアーをかけ、なんとか作業は終了。
近所の方に御礼を言われた。

さて、家に帰って風呂に入っていた時のこと。不意に、じいちゃんとばあちゃんのことが思い出された。

実は僕にはじいちゃんの記憶がない。だけど、

じいちゃん、大好き！

年甲斐もなくそう思った。
これは初めての経験（？）である。
はるか昔、幼い僕はこんなふうに言っていたのだろうか。

じいちゃんが喜んでくれたらいいな。
今後とも、僕に任せて下さい。

※ 写真は3日後に撮影したものです。m(_ _)m