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左義長

左義長。どんど焼きとも言いますね。
僕の村では、毎年1月9日に、この行事を行なう。担当は青壮年団。
僕は、一番の長老である。(笑)

当然ながら、全て手づくり。資材も、山や田んぼから取ってきたものだ。

手順を簡単に書いておこう。

1 カケヤで杭を打ち込む。
2 打ち込んだ杭に、山で切ってきた木を結えつける。これが中心となる。
3 まず、木の周りにカヤをセットする。ここが煙突の役目をする。
4 カヤの周りに稲わらを積んでいく。円錐形になるように。
5 ワラ縄でぐるぐると縛る。
6 杉葉や竹の葉で緑を添える。

これで完成。あとは、おふだやしめ飾りを置いていく。
今回は、神社のゴザもお焚き上げする。

完成は、こんな感じ。

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11時、点火。
炎が次第に大きくなっていく。

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風向きがイマイチだったのだが、炎は徐々に落ち着いていった。

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さあ、今年は、自分でおふだをお焚き上げする。
この一年、お世話になったおふだだ。熱くて火焼けしそうであったが、
一枚一枚、お礼を言って、炎にくべる。

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いろんなものが、天に登っていく。
それをじっくりと見届けた。

これで何かが終わる。
そして、明日から、新しい何かが始まる。
今朝起きた時のドキドキは、この気持ちなんだろうか。

小一時間たって、火は鎮火。
これで終了である。

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幸いに雨も上がり、自分がお焚き上げをしている時は、誰に邪魔されることもなかった。

さあ、帰ろう。
明日の参拝の準備だ。

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