都市夜景は人工的な美しさで
金曜日の夜、noteイベント情報で知った"夜景をキレイに撮る撮影会"に参加した。
写真は普段、なんとなくアプリで撮ったものを少しだけ調整してごくたまに思うようなものが撮れたと感じることがある、というようなライトユーザーなのだけど、撮る時のコツや他の人がどうセンスがあるものを撮っているのか知りたかった。
イベントは座学パートと実践パートに分かれていて、座学パートでは写真を撮る時に何が考えられているのか初めて理解することができた。
風景写真と都市夜景の違いは、空が多くを占めるかどうかだそうで、わけがわかっていなかった私は逆光が存在するかどうかだろうか、なんて答えを聞くまで考えていた。
風景写真は空の割合が多い分、ブルーバックになる。
だからこそ雲が存在することに意味が強く出たり、色味のバランスが大切になってくる。
一方で都市夜景は人工的だからこそ、直線と円が構図のキーとなる。
自然界には真っすぐな線も綺麗な円形も存在しないからこそ、都市夜景の魅力はその部分に存在していく。
後半パートでは、Pixelをグループで1台貸してもらい、六本木の街の夜景を撮りに出かけた。
1枚目の写真。
実際に見ている以上に明るく撮れてとても驚いた。
これは線と円が配置されて、右に向かって焦点が集まっていく感じになった。
撮影している時には、何も考えずにただひたすらなんとなく撮りたいところを適当に撮っていた。
円柱がそびえたつ光景は、都会的要素が強く出る。
ビルとはまた違った、四角く切り取られた風景。
信号横断中に急いで撮ったものも。
緑が多いと季節感が出る。
注意して見ていくと、円がいたるところに散りばめられていた。
毛利庭園の、ハートも。
色味が本当に綺麗に出るので、何もかもが素敵に見えてきた。
ちょっとメカニックな、無機質な、未来的な。
たまたま保存に時間がかかっていた1枚は、動いている人の残像が入っていた。
オフィスビルのパンフレットみたいな1枚。
等間隔で座る人たちが、鴨川のカップル現象のよう。
スターウォーズのような、宇宙ステーションのような。
強そう。
私は今回、Pixelがなんだかもわかっていない状態で参加してしまったのだけど、イベントに参加してみて心底Pixelが欲しくなってしまった。
夜景モードがメインで使わせてもらったのだけど、ポートレートモードなどもあるので、最後の写真のように背景を自動的にぼやかせることもできる。
何を撮っても、実際より綺麗なんじゃないかというくらい綺麗に映ってくれていた。
本当に楽しくあっという間の2時間のイベントだったけれど、欲を言えばもう少し座学を受けてみたかった。
Pixelがあったらディズニーハロウィンや普段の旅行でも大活躍してくれるだろうなと思いながら、購入してもうすぐ2年が経つiPhone7と帰路についた。
お読みいただきありがとうございます! サポートいただきました分はnoteを続けるエネルギーに変換していきます。