キャリアカウンセリング セッション#4

3回目のキャリアカウンセリング。
キャリアカウンセリングと普通のカウンセリングの違いも、カウンセリングとコーチングの違いも、理屈で知識としてわかってはいても色々受けてみるとわからなくなってくる。

今回は、先週受けたアドラー心理学の講座から自分がどんな目的を持って今ある状態でいるのか知りたい、というところから始まった。
キーワードとして、人から良く思われたいからということを繰り返し言ってきたのだけど、良く思われたいにもたくさん種類があって、私のそれは"周りから優秀だと思われたい"がかなり強い。
その上で、"自分はダメだ"が物凄く強いせいでここでいつも戦いが起きる。
優秀だと思われたいのに、自己評価は果てしなく低い。

私は父が教師だったこともあって、良く思われたい、何か起こしたらすぐに裏で連絡がいくのではないか、ということを小中学生の頃は常に抱いていた。
母は苛々していることも多く、80点のテストを見せるとこんなのではどこの高校も行けないと言われたり、人としてダメなやつだと言われたり、が何度かあって、それを何度も頭の中で反芻して膨れ上がらせてきた。
優秀でありたい一方で、如何に自分がダメなやつか繰り返し自分に言い聞かせる。
その上、ダメな自分・できない自分がバレたくなくて、そうするともう隠すしかなくなってしまう。
これでだいたい、行動理由の説明がつく。

あともう一つは自己完結しているということを指摘されて、それはその通りなように感じた。
愚痴を言う友達はその愚痴に出てくる誰かより優秀だから言うことができるのだと、私は本気で信じていた。
誰かに向ける怒りの感情は綺麗じゃないから、綺麗じゃないものは持っていたくないから、何かがあったら全て自分を責めることが美しいと本気で思っていた。
その理論にがんがん自分を適応させようとして、ある程度それは上手くいっていたけれど、そもそも前提にある考え方に無理があった。
こうやって完結させる物語は、自分をどんどん苦しくさせる。

新しく出た宿題は、自分がダメだと感じた時について用意していくこと。
次回はそれを基にカウンセラーさんと一緒に、本当にそうか、それはどう解決に持っていけるか、考えていくことになった。
ここが一人だと全然思いつかなかったりもするから、これで何か変わることがあったらと期待して。

数ヵ月前はできなかった、足りないものをしっかりと認識して足したい部分を補う作業が、今なら前向きにやりたいと思える。

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