理想の未来を共に

これは物凄く理想論だけど、組織が社員に投資をすることは、理想の未来を共に仲間として創っていきたいからだ。
将来組織としてこうなりたい・こういうことを実現していきたいということから、そのためにどんな業務が必要か、その業務を行うためにはどんな人材・スキルが必要か、といったことを考えた上で、その将来なりたい組織としての図を現実のものにするための人材を育成していく。
育成のために投資されてみたところで今はそんなに組織として将来なりたい図が実現できているわけではないから、社員にはなぜそれが必要なのか理解されにくいかもしれなくても、組織の人への投資には"このスキルを身に着けることで未来のこれを実現するために力をつけて欲しい"という意図が隠れている。

研修業者との打ち合わせの中で投資対象としている人のモチベーションを上げる方法を話し合っていたのだけど、こんな言葉が繰り返し出てきた。
「一番はなんのためにどういう意図でこれをしてもらいたいのか伝えることです」
わざわざ組織がお金をかけて人の育成に投資をするということは、そういうことなのだ。
実現したいことを実現するための力を組織の中の人に身に着けてもらって、次の時間も仲間として一緒に頑張っていきたい、そういうメッセージが含まれるからこそ、組織での人への投資が行われている。
逆に言ってしまえば、すぐにいなくなってしまう人に投資を行うことは損失だ。
スキルを身に着けてもらってもその結果得たものを貢献してもらわないと、ただサービスをしているだけのようになってしまう。

組織としてこの人にこういうことを身に着けてこういうシーンで活躍して欲しいと思うことと個人の思うそれとが一致する時、力は一番良く働いてくれるのだろう。
簡単な例でいうと、英語力を身につけたい・英語を使って仕事をしたい個人と、これからグローバル展開を推進したい企業でその際活躍できる人を増やしたい組織では、目指したいものや身につけたい・身に着けておいてほしいことが一致していて、お互い幸せになれる。
本当にこれは、理想論だけど。

これはきっと、今まできちんと考えて生きてきた人にとって当たり前すぎる話なのだと思う。
私は「人からすごいと思われたい」ということだけで物事を決めてきてしまったから、少しでも偏差値の高い大学やみんなが知っている大企業に入ることしか頭になかったし、それ以外の面でも選択基準はほぼ全てそこに置いてきてしまった。
だからこそ、本質的な構造に気が付いてさえいなかった。

やっぱりこれはとっても理想論で、組織の方向転換だってマーケット状況の急激な変化だってあるから、見ている世界が一致し続けることも、実現したいことのために頑張った結果目指したものを手に入れることも、絶対叶えられることじゃない。
それでもそのあたりを考えながら仕事をしてみたら、ちょっとだけいつもより視野が広がるかもしれない。

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みみみ

1992年生まれ。プロフェッショナルファームで働く社会人5年目事務職OL。社内向け語学研修のコーディネートなどをしています。キャリアカウンセリングとコーチングを並行して取り組み中。自己肯定感についてを中心に書いています。

エッセイ

日々考えたこと・感じたことをつらつらと書いていきます。
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