ランサーズの「新しい働き方LAB」の研究員制度に動画編集スキルを身につけ、副業を獲得できるかどうかを検証する目的で参加しました。そちらの活動の結果と振り返りを書き残せればと思います。

目的と結果

設定した目的と結果は、下記の通り

社内の動画素材を編集し、簡単なキャプションを挿入したり、動画を加工して、少しモーションを付けて、TwitterやYou Tubeに掲載するなど基本的なスキルは身についたとは思います。

下記の投稿に、入れたキャプションなども自分でささっと作成。

他にも、限定公開のため、こちらには掲載できないが、何本かの映像について、自分で編集し、公開することができています。

しかし、残念ながらそのスキルをベースに実際に副業を展開するにはまだ至ってはいません。その理由について、思うことを下に書いていこうと思います。

自分の勘違いについての振り返り

今回の研究員制度での気づいた副業やフリーランスについての勘違いは３つあったと思っています。

「映像編集だけでなんとかなる」という勘違い

映像編集をするためには、スキルとしてAdobe Premiere Proや、Final Cutのような編集ソフトをある程度、自由に使いこなせる必要があります。そういったスキルの取得は下記で紹介するUdemyの講座を通して、習得することはできると思います。

ただ実際の映像編集には、どのシーンを切り取るのか、どうやれば編集後の映像が面白く、見やすくできるかなどの視聴者視点が必要です。
それは現状のUdemyで学ぶ講座は少なく、いわゆるセンスや経験、普段どれだけ番組などの映像に触れているかなどが重要になるかと思います。

いざ、スキルを学んだあと、編集するとなった時にこのあたりの知識や経験が不足していることを痛感しました。

スキル＝副業という勘違い

この企画に参加すると決めた時、「ある程度のスキルを身につければ、小さな案件であれば、獲得できるもの」と思っていました。確かにそれ自体は間違いないのですが、スキル以上に大切なことがあり、それは、

セルフブランディング
（根気のいる）提案力

でした。

ランサーズを利用して、案件獲得をめざしましたが、そのためのプロフィール作成から提案文章の作成方法はUdemyでは学習できず、ランサーズのブートキャンプで知識を得ることはできましたが、想像以上に根気のいる作業で副業程度でやろうとしている私には、なかなか厳しいものがあり、現在も絶賛改善中です。

Udemyで獲得できるスキル以上に、より実践的なノウハウが必要であると感じます。

実績を積み上げる場があるという勘違い

上の勘違いにも通じるところがありますが、最初の実績を得ることが非常に大変という点があります。プロフィールには実績を記載する欄があり、その最初の実績をどう作るかが最初の最大の壁というイメージです。普通のサラリーマンでいると、目に見えた実績というものを求められない分、「どうしよう」という思いが一番しんどかったですね。

とにかく、件数をたくさん応募しようという話がありますが、そもそも、スキルが足りるか不安であったり、一回、落選した際に落ち込んだりと、なかなか行動に移せず、時間ばかりが過ぎてしまいました。とりあえず、社内案件で編集の実務経験を積んでから、案件を出していく方向性にシフトすることになりました。

ということで、想定していた以上の障壁を感じ、最終的には案件獲得にいたらなかったというのが私の振り返りです。

利用したUdemy講座

と、まだまだ発展途上で単純なスキルアップ以外にも必要なことが山ほどあり、少しずつ手を付けている最中ですが、Udemyの講座は編集ソフトのスキル獲得には非常に役立ったと感じています。

利用した講座は下記の４つ。

いろいろな方の初心者講座を拝見することで自分にあったPremiere Proの使い方を知ることができました。同じ内容を何度も見ることで、学びの振り返り/復習も兼ねてくれ、スキルの定着にも役立ちました。
特に那須さんの講座はおすすめです。（何度も繰り返し見て基本の動作を覚えました）

今後どうするか？

今回の研究員制度にあえて研究員として参加させていただき、フリーランスに未経験で０から挑戦することとはどういうことかを身をもって実感できたことは非常に良かったと思います。また、Udemyだけではフォローできていない部分もたくさんあり、その点をマーケティングとして、事業としてどうフォローできるかをしっかり考えていければと思います。

なお、スキルアップの観点では、今後も引き続き学習を続けていき、社内での動画案件をうまく作って、動画を編集するという実績を積み上げていきたいと思っています。当然ですが、ランサーズ上での案件獲得もめざして提案書ももっと書いていければと思いますし、セルフブランディングも頑張ります。

Never give up!

※コミュニティ運営としての話は別のnoteで書くつもりです。