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人物を美しく撮りたい場合、 光は一種類にすることが、大切です。

2019/2/8(金)コメダ

家の中とか、室内で写真を撮ると、
特に人物、イマイチなんですよね……。
という声を、よく聞きます。

それは、実は当然のことで、
室内の照明って、多くは天井についていて、
下に向いてますよね。

あれって、主に机の上を照らすためなんですよね。
ものを書くとき(学校の教室の照明もそうで、全体的に照らす必要もあるので)とか、食事の時に料理を照らしたり、
生活においては、天井とか壁よりも、机の上を照らすことが必要なんですね。

当たり前のことではあるんですけど、
そんな照明のもとで、いざ人を撮ろうと思うと、
微妙になってしまう。

真上からの強い光って、人を撮るときに、
大敵なんですよ。

晴れてる真っ昼間なんて、
明るくてよさそうだけど、実は大変で、
真上からの光が顔に当たると、
真下に影ができますよね。

ということは、
特に女性は、

・まつげの影が下に落ちる
・目の下に影ができてクマっぽく見える
・頬骨やほうれい線なども、影ができやすい

といったように、いいことないんです。
コンプレックスが、目立ってしまう。
どうしても、魅力的に写るライティング(光のあて方)になっていないんです。

さらには、日中だと、
窓からの光と、照明の光が、混じります。
光を混ぜてしまうと、影の出方が変になるし、
肌の色もおかしくなります。

人物を美しく撮りたい場合、
光は一種類にすることが、大切です。

いま、毎度の朝コメダで、これを書いてるのですが、
右手にある窓から自然光が差し込み、
真上から、オレンジ色の照明が当たってます。

テーブルに乗る料理は、美味しそうに見えます。
オレンジ色って、あたたかみがありますから。
(蛍光灯では、食事あまり美味しく見えません)
ただ、ひとりなので自分の顔は見えませんが、
そんなに、魅力的に写ってなさそうな気がします。
(誰も私を見ていないので、問題はないですけどね)

夜のバーとか、間接照明がある場所の方が、
デートがうまく行くように思うのは、
雰囲気やオシャレ感とかもありますが、
照明の力って、とても重要で、
ファミレスやチェーンのレストランでは、
安いからとか大衆的だからというよりも、
照明設計が、人を魅力的に当てるように、
作られていないから、ということなんです。
お店の雰囲気は、照明によってかなり変わるんですね。

「写真は光を写す」という言葉があるように、
いついかなる時でも、光を見ることが大切で、
その際は、種類(自然光か照明か)と向き(上か斜めか横か……)と色(赤い・黄色い・青いなど)を、きちんと見る習慣をつけると、写真うまくなります。

今日は、日記というより、
写真講座みたいになりましたが、
コメダの照明をふと見ながら、
こんなことを考えていました。

モーニング、いい照明があたってて、
美味しかったです。

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