要約

1. AWSは、2024年2月1日から公開IPv4アドレスに対して時間あたり$0.005の新料金を導入します。これは、サービスに接続されているかどうかに関係なく、すべての公開IPv4アドレスに適用されます。

2. IPv4アドレスはますます希少なリソースとなっており、単一の公開IPv4アドレスを取得するコストは過去5年間で300%以上上昇しました。この変更はAWS自身のコストを反映しており、公開IPv4アドレスの使用を節約し、IPv6の採用を加速させることを奨励する意図があります。

3. この変更は、Amazon EC2、Amazon RDSデータベースインスタンス、Amazon EKSノードなど、公開IPv4アドレスを割り当てて接続できるすべてのAWSサービスに適用されます。

4. AWSの無料枠では、2024年2月1日から最初の12ヶ月間、月に750時間の公開IPv4アドレス使用が含まれます。

5. AWSは、公開IPv4アドレスの使用を監視、分析、監査するために、Public IP Insightsという新機能を導入しました。これはAmazon VPC IPアドレスマネージャーの新機能で、無償で利用できます。

6. AWSは、IPv4アドレスの効率的な使用と新料金の影響を最小限に抑えるためのガイダンスを提供しています。