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保険屋の父に加入している保険を解約したいと伝えてみた


 こんにちは、有姫@yukiO82Oです(*˘︶˘*).。.:*♡

 わたしは24歳のとき、父が代理店をしている保険会社で生命保険、医療保険、がん保険に加入しました。その当時は、保険屋の父が勧める保険に加入しておけば安心だ、という考えでした。
 そして、毎月1万ちょっとくらいなら支払えるだろうと思って、保証内容や掛け金などを吟味・理解することなく、二つ返事で了承しました。
 
 今年に入って、あることがきっかけで(他noteに書きます)橘 玲さんの『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』という本を読みました。マネーリテラシーという概念が全くなかったわたしは、衝撃を受けることばかりでした。
 その本の影響で、固定費である保険料をコンパクトにしたいと思うようになりました。

 ついにわたしは先月、加入している保険の解約を父に相談しました。

目次
1.保険を解約しようと思った理由
2.父へ相談
3.保険解約はできたか?
4.内容を理解してから契約しよう



1.保険を解約しようと思った理由、そしてそれを列挙してみました。


❖❖❖ わたしの脳内 ❖❖❖

資産を増やしたい →  固定費を削減 → 浮いた分を貯蓄や投資に回そう


生命保険に関して
・そもそもの保険料が高い
・独身で子供がいないのに、生命保険をかける必要がない
・もらえる保険金は約300万円で、その使い道は
 一般的には自分の葬儀代となる
・例えば、生命保険で子供に資産を残すとしても、たったの300万円

医療保険
に関して
・入院時の治癒費は、高額医療費制度を活用して支払うことができる
・万が一の急な入院に備えて、給料3ヶ月分程度の貯蓄があれば大丈夫そう
・医療保険でもらえるお金の使い道は、一般的には
 治療費以外の差額ベッド代や治療食代である

がん保険に関して
・がん家系ではないのに、がん保険は必要なのか?


2.父へ相談
 父に保険を解約したいと相談することにしましたが、同時にこう思いました。
 《保険屋である父に「保険は必要ないのでは?」と言ったところで、次元の違う話をしているようで、理解を得るのは難しいだろう🤔ましてや、iDeCoをやりたいなんて言ったら、『大丈夫か?誰の受け売りだ?』って心配されるに違いない😅 》

 そこでわたしは、「病院の寮から出て家賃が高い、貯蓄に回せるお金が少ない」と、まず母に話しました。
 それを何度か母に伝えたうえで、父へ「保険って高いからやめたいなぁ〜」と伝えました。



有姫「今、わたしが支払っている保険料は高いから、あたらしく月々2,000円の都民共済に入りたい。もし入院しても高額医療費制度があるし、それで十分だと思うんだ。生命保険は独身だからいらないと思うの。貯金をちゃんとするから、生命保険はかけなくても大丈夫だよね??」

「保険はかけていたほうが絶対いいぞ。ゆうきが言うように独身だったら生命保険はいらないかもな。でも、子供ができたりして生命保険をまたかけたいと思っても、保険料は今よりずっと高くなるぞ」

有姫「大丈夫。蓄えがあればいいんだよね。生命保険は積立だもんね」

「医療保険は、10年間無事故もしくは病気をしなかったら、10万円もらえるんだぞ。それに他の保険はちゃんと中身を見たのか?安いやつには落とし穴がいっぱいあるんだ。保証が少なかったり、条件が狭かったり。終身保険じゃなかったり、保険料が途中から上がったりするんだぞ」

有姫「う~ん。でも、それでも高すぎるよ。同僚看護師の保険を見せてもらったけど、みんなわたしの半分以下だよ」

「とりあえず、生命保険のことは分かった。ゆうきが辞めたいなら生命保険は解約したらいい。でもまた掛けようと思っても、保険料は今よりも高くなるからな」

(次の日)

「お母さんとも相談したんだけど、毎月1万円送るから、今の保険をかけ続けたらどうだ」

有姫「え?1万円、毎月くれるの?なにそれっ??汗」

「他にはない良い保険だから、加入し続けたほうが良いと思うんだ。ゆうきが役職について、今よりも給料が上がったときには、1万円送ってとは言わないでくれよな」

仮にわたしが60歳になるまで、1万円を親からもらい続けることができたら
・保険料は月々2,844円で済む


生命保険も、医療保険も、がん保険もかけ続けることができる!!



それって最高じゃん!?!?



 実家はそれほど裕福な家庭でもないので、そんな話は途中で消えていくでしょう。そもそも親からお金をもらうために、この話を父にしたわけではないんです。


 そこでわたしは、再度父に交渉してみることにしました。
 その前に、保険証券をなくしていたわたしは (* ̄∀ ̄)ゞエヘヘ
 保険会社から証券を取り寄せて保証内容を見返しました。

 FP(ファイナンシャルプランナー)に相談して、他の保険を父に提示することも考えました。
 しかし、他の保険を表示したところで父の了解が得られるのか?
 FPはわたしを勧誘すると思うので、わたしの目的が果たせるのか?
 などと考えて、何の武器を持たないまま、また父に話に行きました。



3.保険解約はできたか?
 

交渉の結果、生命保険は解約することの了承を得ました👏

しかし、
有姫「お父さん、保険のこと考え直したんだけど、やっぱり全部解約したい」
「何を解約したいんだ?全部はダメだぞ」

父の言い分
・これから先、入院することがない とは言えない
・保険に入らなかった人で、入れば良かったと後悔している人を何人も見てきた
・入院したらお金がおりるので、保険に入っていた方が絶対にイイ
・自分(父)より若い人で、ガンと宣告された人がいる
・医療保険とがん保険は、別々にかける方が絶対にイイ
・健康でいられたら、10年間で10万円もらうことができる(無事故給付金特則)
・癌になったら100万円もらえるし、保険料を支払わなくて良い
・また保険に入ろうとしても、入院した過去があれば(例えば胃腸炎などの生命を脅かさない病気でも)、審査がおりず、高額な保険に加入する他ない

 父に圧倒されて、武器のないわたしは何も言い返すことができませんでした。
 しかし、なかなか「うん」とは言わないわたしに、
「なら、特則を外すか?」
えっ、特則って外せるの?(・Д・)?
 わたしの医療保険とがん保険には『無事故給付金特則』がついていて、どうやらそれは外せるらしいです。無知でした。
 特則を外すと、

医療保険 4,368円 →   2,997円
がん保険 3,901円  →  2,242円


 父の保険を解約することは、歌舞伎屋の息子が歌舞伎をやらないことと同じくらい難しいと言えます。
 よってわたしは、医療保険とがん保険の解約を諦めて、ひとまず保険料が少し安くなって良かったと思うことにしよう!と自分を無理やり納得させることにしました。



4.契約を結ぶときは しっかり考えよう
 でもこれだけは、2年前のわたしに言わなくてはいけません。
 保険に限らず、何でもそうですが、

契約を結ぶときはしっかり考える
契約書は隅から隅まで読む
分からないことがあったら確認する


 でも正直な話、契約書はとても小さい字で書いてあって、見難いですよね。
 重要なことほど、小さい字でわかりづらく書いてあると聞きました。
 極論だけど、これからは、『不要な契約・理解出来ない契約はできるだけ結ばない』
 これに限りますね。


 これ程長くて、文章力がないnoteを、ここまで読んでいただいて、どうもありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡





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