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私を幸せにしてくれた「働き方」 【条件だけを追い求めるのだ】

 なんだかうさんくさいタイトルになってしまったが、今回は、色々間違えてきた私の、現在の働き方について話していきたい。

 これまで、私は色んな働き方をしてきた。リモートで成果型の営業。8時間、週5日でのバイト。拘束時間13時間、週6日の飛び込み営業。などである。

 私は、人になにかしてあげることが好きな人間である。また、自分のサービスに対して、なにか返して欲しいと思ってしまう、がめつい人間でもある。そのため基本は、お客さんの反応が得られやすい、営業かサービス業をしてきた。

 しかしながら、長い時間仕事に関わるような働き方は、診断書付きの双極性障害者にはキツイところがあった。

働いていると、気分的にうつろになる時間が発生し、必ずミスを犯してしまうのだ。配置転換などを希望したが、そうもいかない場合もあり、そんな時はミスをしないように、業務に携われない時もあった。

時間を見つけて、目をつむっていた

 そんな社不社不している私であるが、色んな働き方をしてみた結果「週4日」以上働くと、メンタルにきてしまうことが分かった。

「うーん。どうしたものか。そうなると、満足にお金を稼げないじゃないか。  困った。。」



自分のために、エゴを捨てる

言ってしまうと、別に働かなくてもお金を得る手段はあった(行政とか親とか)。

 ただ私は、他人に甘えることはしたくなかった。なぜなら、その甘えはただの「逃げ」であり、問題の先延ばしなだけだと思ったからである(今の自分の状態で、「逃げ」の選択肢を取るべきでないと思った)。

逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。(言いたかったの)


 そんな中で私は、「働き口の条件」を決める事にした。今までは、「自分のやりたい事」や「将来役立ちそうなもの」に焦点を当てて、職を選んでいた。
しかし、そういうきらびやかで人気な職というものは、競合他社が多くあり、給料が低い部分がある。

 ということで私は、働き口の条件を「自分のやりたい事」という情熱的なものから、「自分が健やかに生きるために」を基準として、システム的なものを重視するようにした。
 言い換えると、給料の良さ、福利厚生、シフトの融通さなどを優先したのである。


 この決断は、いままで情熱で動いてきた私にとっては、かなり物足りないものだったが、「健やかに生きなければ、死んでいるのと同じ」ということを前職などで学んだ経験から、システム的なものを重要視する選択肢を取った。

 その後、スマホの家計簿アプリと電卓アプリを行き来して、あーだこーだ言いながら「健やかに生きれる生活費」の算出を行った。そして、出てきた金額が10万円というもの。

 それを基にできた「私の労働条件」が
       【週3日で手取り11万円以上】

 というものだった。社会保険加入も含めると、時給にして1300円以上になる。1日でも働いたことがある方なら分かると思う、この条件が難しいものであるという事を。

 そう、基本的に給料と拘束時間というものは、比例するからである。

 それは、働く時間が増えれば給料も増えるという単純な理論だけでなく、給料が高いところは「週4日以上から!」とかの制約がつくことが多いというのも理由に挙げられる。

案ずるが産むが易し

 ただ結果から言うと、私は【週3日で手取り11万以上】という条件をクリアする職に就くことができた。この職業とは、パチンコ屋の店員である。
 「えー。パチ屋の店員かぁー。」と思う方もいるかもしれないが、私はそこに目を付けた。「人気がない→応募者が来ない→時給を上げざるを得ない」という式が成り立つと考えたからである。

ここで、私の仕事選び論なんかを語っても、本題とはずれるので詳しくは書かないが(本にいっぱい書いてあるしね‪˙ᵕ˙)、結果としては期待通り、いやそれ以上の成果を得る事ができた。 

やったネ!!( ˙꒳​˙  )


 なぜそう言えるのか、それは「待遇の良さ」と「人間関係の距離感のちょうど良さ」が理由である。
「待遇の良さ」に関しては、【週3日、手取り15万以上】というものだったのだ(社保含みで)。

これについては、シンプルに嬉しかった。もらえるお金が増えるのは、安心につながるからだ。また、これと同時に、「パチンコ業界、どんだけ儲かってんだ…」ということも脳裏によぎった。


そんないらん事を考えながらも、わたしを喜ばせてくれたのは「人間関係の距離感のちょうど良さ」である。学生バイトが多い所のように、恋愛沙汰などずぶずぶの関係があるわけでなく、また、同僚にもビジネスライクを徹底せざるを得ない殺伐とした環境でもなかったのである。

 これはうれしい誤算で、私の「やりたい事」すなわち「人になにかしてあげたい」にもかすっており(人というのは職場の人も含む)、私の情熱的な部分を呼び起こし、モチベーションを上げてくれた。

 まとめると、条件よし、内部よし。という嬉しすぎる職場だったのである。

また、週3日勤務の最大のメリットである「週の大半は好きなことをしていい!!」がある――。

ということについて、話そうと思ったのだが、思ったより長くなってしまったので、後編を作ります(●︎´▽︎`●︎)

 ではまた👋

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