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【詩】都会の街灯が滲むのは君の心に優しさがあるから

二度と帰らないと誓った空
今は恋しい
だけど同じ思いを繰り返すなら
ここに身を置くほかはない
心静かに眠りたい
喧騒の中の一瞬の静寂
目配せに流されても
本当の居場所を探し続けている

西も東も分からない
差し伸べる手は本物か
真実に見える偽善
それでも誰かにすがりたくなる
仲間はいつも探り合っている
ビルの壁に寄り添って
今日も一人街を眺めて
あの空を思い出している

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