マーガリン_オリーブオイル2

食パンにマーガリンやオリーブオイルをつけて食べると血糖値はどうなるか?

ゆうきです。

今回は食パンにマーガリンやオリーブオイルを塗って食べると血糖値はどうなるのか?そういうテーマです。

前回の動画で食パンを食べると何もつけなくても血糖値がすごく上がったんですよ。白米100gを食べた時と比較してもすごく血糖値が上がりました。

これを今回の検証で食パンでも血糖値血が上がらない方法を考えてみたいと思います。

カナダのトロント大学の研究によってパンにキャノーラ油を混ぜると血糖値コントロールが改善することが分かっています。

でも実際はパンにキャノーラ油を混ぜたりつけたりする人って少ないと思います。じゃあパンにつける頻度の高い「マーガリン」とか「オリーブオイル」これをつけるとどうだろうと思ったのが今回の実験の動機になっています。

以前、ご飯と一緒にオリーブオイルで焼いた目玉焼きを一緒に食べると血糖値を抑える事に成功しましたが、おそらく今回も血糖値を抑えられるんじゃないかなーと思っています。

========

まずマーガリンから行きましょう。

マーガリンはコチラを使っています。雪印メグミルクのバター仕立てのマーガリンです。こちらは15%はバターになっています。

成分はこんな感じです。

10g中の脂質は8.1g、炭水化物は0.1gなのでほとんど脂質です。

前回と食パンのグラム数が同じになるように53gに合わせてマーガリンを10g塗りました。なので合計63gですね。

=======
血糖値測定の様子は動画で!

=======

これが何も塗っていない食パンとマーガリンを塗った食パンの血糖値の違いです。ブルーラインが何も塗っていない食パンですね。

食パンのみは血糖値の上昇幅は68、マーガリンを塗ると上昇幅は51.何も塗っていない時に比べてマーガリンを塗ると血糖値の山がなだらかになっていますね。

下降の方も緩やかになっています。

========

次にオリーブオイルにつけながら食べていきます。

オリーブオイルはマーガリンと同じ10g使用します。
オリーブオイルは10g中10gが脂質となっています。これに一つまみの塩を入れました。

パンの質量は焼いた状態で53gに合わせています。

======
血糖値測定の様子は動画で!

======

◎今回の結果

これが今回の結果です。

オリーブオイルすごいですね。かなり血糖値を抑えてくれています。上昇幅は26です。マーガリンの半分です。

オリーブオイルが一番血糖値を抑えられて、次にマーガリン、一番血糖値が上がるのが何もつけずにそのままの食パンでした。

ちょっとコレだと見づらかったので初めの基準点を合わせてみました。

こんな感じで何もつけていない食パンは血糖値の上昇は群を抜いていますね。

これは、ご飯の時も同じような事が言えました。

ご飯だけではなく、1品何かを付ける。このように工夫すると血糖値が抑えられるんです。

脂質についてはやはり血糖値を抑えてくれますね。脂質と言うのは栄養素の中でもカロリーが抜群に高いです。糖質は1gあたり4キロカロリーですが脂質は9キロカロリーです。糖質の倍以上のカロリーがあります。カロリー信者になってしまうと何もつけないで食べるという選択肢を取ってしまいそうですが、血糖値的にはオリーブオイルをつけたほうが良いことが分かりました。

もちろん、脂質を摂ればとるほど良いというわけではないですよ。揚げ物なんかは衣に糖質が含まれているので血糖値が抑えられなかったり、脂質の摂り過ぎは脂質異常症などの疾患にかかるリスクも上げてしまいますので脂質は適度にとる事が肝心になってきます。

そしてマーガリンはトランス脂肪酸などの体に良しとされない脂質が含まれていたりとマイナス面もあるので、油の質も大切です。そういったものも気を付けながら摂取していくと血糖値をコントロールしながら健康的な食事ができるのかなと思います。

はいということで今回は以上になります。


読んでいただければそれだけで満足! アナタの貴重なお時間を頂きありがとうございます!!