ダイエット中にカロリー計算を信じ過ぎない方が良い5つの理由

ダイエット中にカロリー計算を信じ過ぎないほうが良い5つの理由

僕はカロリー計算を全くというほどしていません。

たまに「ダイエット教えているのに珍しいですねぇ」と言われますが、、

面倒とかそんな事じゃないんですよね。


別にカロリー計算が面倒だからとかそういう理由ではありません。

もちろんちゃんとした理由があります。


ぼくは「カロリーは重要ではない」と言っているわけではありません。

むしろ逆で、カロリーが少ないと飢餓状態になり死と直結する危険さえありますからね。


ただ、ダイエットに関してはカロリーを考える比率は少なくて良いと考えています。その理由が以下です。

<ダイエット中にカロリーを信じ過ぎないほうが良い5つの理由>

①カロリーだけが体重を増やすか減らすかの決定要因ではない。
②毎日摂取するカロリーは脂肪由来か糖質由来か推測しようがない。
③同じ食品でも産地によってカロリーが違う。
④弁当などに表示されているカロリーは20%の誤差が許されている。
⑤カロリーが不足すると体にストレスがかかる。

①カロリーだけが体重を増やすか減らすかの決定要因ではない。

これ僕のコンテンツをずっと見ている人なら理解できると思うんですけど、痩せる事って色々な要素が関わっているんですよ。

例えば睡眠やストレス、室温や態度、呼吸の荒さ、こういったものにもカロリーの消費の違いに関わってきますし、ホルモンの分泌や腸内環境の状態でも肥満になるかならない関わってきます。

たとえカロリー測定器を使ったとしても正確な値が出ない事が多いんですよね。

なので消費カロリー計算して、それよりも摂取カロリーを減らそうとしてもどこまでそれが合っているのか不明ですよね。


②毎日摂取するカロリーは脂肪由来か糖質由来か推測しようがない。

カロリーは栄養素によって数値が違います。
糖質は1gあたり4kcalですが脂質は9kcalです。

では、
「砂糖たっぷりのケーキ100kcal」と
「良質な脂質たっぷりのアボカド100kcal」
は同じでしょうか?

これを毎日1ヶ月食べた時の1ヶ月の体重は同じでしょうか?

ぼくはケーキの方が太っちゃうと思うんですよね~。

糖質と脂質はカロリーが一緒でも質が全く違います。


③同じ食品でも産地によってカロリーが違う。

同じりんごですが、産地の違うりんごがそれぞれあったとします。

ひとつは甘~いりんご。もう一つはすっぱ~いりんご。

りんごはりんごでもこの2つのカロリーには大きな違いがあります。

他のものでもそうです。

これね、産地もそうなんですが季節によっても違うんですよね。

同じ食品でも産地が違うとカロリーが全く違いますし、
ここから正確にカロリーを計算しようとしても誤差が必ず出てきます。


④弁当などに表示されているカロリーは20%の誤差が許されている。

じゃあ、お弁当などに表示されているカロリーはどうなの?
って思われる方もいるかもしれませんが、

食品のカロリーの表示には誤差が許容されているんですね。

「プラスマイナス20%以内ならOK」

そう決められています。

つまり、本当は1000kcalのお弁当も800kcalと表示しても良いし、
1200kcalと表示してもOKなんです。

ここには、

主要な栄養成分の許容差の範囲は表示値±20%です

という記述があります。


だから、商品に書いてあるカロリーて本当に参考までみたいな感じでしかないんですよね。


⑤カロリーが不足すると体にストレスがかかる。

カロリーって人間のエネルギーなので本当に大切なんですが、人の身体や脳を動かすのに利用されたり、精神の安定に利用されたりします。

このカロリーが不足すると体に大きな負担がかかるんです。

確かに不必要なカロリーを削るというのは必要ですが、ダイエットでカロリーを極端に減らそうとするとストレスがかかって逆に不健康になりかねません。

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このようにカロリーは正確無比ではないんですよね。

はじめにも言ったようにカロリーは重要ではないといっているわけではないんですが、ダイエットにはもっと注力すべきものがたくさんあるんじゃないかなっていう話です。

例えば睡眠をとるとかストレスを溜めないとか食べない環境づくりをするとか…

私はカロリー計算するんだーっていう方は、もちろんされて頂いても良いんですが、この5つの理由により僕的にはカロリーに盲信するのはあまりオススメしません。


読んでいただければそれだけで満足! アナタの貴重なお時間を頂きありがとうございます!!