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工藤雪枝曰く「日本においてIR,カジノ、豪華リゾート誘致作戦は無理」

上記写真、あたかも私にて、幽霊のごとしで申し訳ありません。確かパリで撮影した写真だと思います。政府内にてデービッドアトキンソンが暗躍している(今日の日付は2020年10月18日)。また、日本も観光立国、カジノ、高級リゾート立国として舵をきったままである。これに対して私は憂慮の念しか持ち得ない。

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まず、こちらをご覧いただきたい。これはまさに日本を観光立国にしようというキャッチフレーズの元に現政権のアドバイザーにまで起用された、元ゴールドマンサックス(私も仕事をオファーされて、こちらから断ったのでどんな会社かよく理解しております)出身である、英国人、デーヴィッド・アトキンソン氏がまさしく「日本など、おもてなしもない。日本など観光も含め価値はない」と言っているのと同じではないか?

そもそも、David Atkinson、英国においては微積分数学さえ、大学に入る前に勉強しない故に、経済学など、オックスフォードやケンブリッジでのマクロ・ミクロ・金融においてもこれまでの「経済の歴史」を物語のように勉強するコースしかなかった(私もアトキンソンもほぼ同じ歳)。同時に、1989年に私が英国の大学院留学に際して、一応、東大法学部進学過程の駒場時代に経済の理論は勉強し、さらにJP MORGAN(東京支店)及び、McKinsey&COにて、英国のクライアント、アジア全域のクライアント、東京のクライアント全て金融機関関連という状況であった私の英国大学院留学に際して、オックスフォードやケンブリッジでの大学院など、なんの意味もないと思って留学したのが、いきなりノーベル経済学賞受賞学者の論文からスタートするレベルのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの経済学修士号のコースで、私はその段階でシカゴビジネススクールに招聘の依頼さえくる優等なる成績で卒業したのである。またそもそもビジネススクールは、経営学を教える学校であり、経済学を教えるコースではない。

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(上記写真は英国のサッチャー元首相、そして後者はあのイングランド銀行をやっつけ1992年にERMからポンドを離脱させた我が母校たるLSE出身ジョージ・ソロス氏とそれぞれインタビューしたあとで、撮影した写真である)

しかもアトキンソン氏。オックスフォードや、ケンブリッジ(英国は学部は三年間)でエリートが専攻するいわゆるPPE(Politics, Philosophy&Economics)ではなく、日本文学専攻。はっきり言って、英国ではマイナーたる存在。まあ、ウィキペディアにも大いに信憑性の問題があるものの、実際、あれだけ長期間、海外の企業で働いていたアトキンソン氏。一切、昨日現在(2020年10月17日)日本語以外のウィキペディアさえないのである。

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