疲れていたんだね
『毎日、お掃除』を始めて、遂に1か月を超えようとしてふと思う。
「なんであんなに汚い家に住んでいたのだ?」
ほこりが舞い、足の踏み場がない場所もあった。ベッドは空き巣が入ったかのような蹴散らした状態。
確かにそれでも生きていける。
掃除を毎日したからって特に何か変わったわけじゃない。
でも、明らかに違うこともあって。
『心地よさ』をより大切に暮らしている。
このほうが心地いい。
こっちにしたらよさそう。
野菜をいっぱい食べるのもそうだし、お花を買うようになったのもそのひとつ。
今まで「お花は貰うもの」でした。
でも、お掃除するようになって急にお花を飾りたくなった。
自分でお花を買いに行く。
ちょっと照れくさいけど、なかなかいい。
あたまの使いかたがいつもと違う。
「あの部屋に飾るにはどんな雰囲気がいいかな?」
「あの花瓶には何が似合う?」
「家に帰ったとき、玄関でどんなお花に迎えられたい?」
人生で考えた経験もないことに頭を使ってる。いざ飾ってみると、ふとした瞬間のお花の香りに癒されたり、視界に入ると自然に口角が上がるのもいい。お花、最高!
だからこそ思う。
「なんでもっと早くこの暮らしをしなかったのだろう?」
深く考えるとわかる。
ただただ疲れていたのだ、と。
仕事は好き。
ジャイロトニック®︎もジャイロキネシスも楽しいし、大好き。
みんなと一緒にわいわい動くこともパーソナルトレーニングにいらっしゃるお客さまとゆっくりじっくり向き合うことも好き。
でも、その前にわたしだった。
忙しくてもなんとかなるし、楽しいし好きだからなんとかしちゃえ!と思ってた。
実際になんとかできてた。
出張もトレーニングコースも楽しくて大好きだから、できるだけ引き受けたいと思ってたけど「わたしの魂は疲れていた」。
おうちを掃除をして、自分で食べたいと思うものをつくって食べる。
当たり前のことができないのは、まあ疲れ過ぎてタマシイがヒョロリとからだから抜け出てしまいそうだったんだろうねーと。
そして、そこにいるときには気がつかなくて。
そこから離れてみてやっとわかった。
ずっとずっと何年も走り続けてきて。
毎年「今年はslow downする」と思ってもできなかったのはスピードを落とすのが怖かったのだなぁ、と。
スピードを落としたら仕事がなくなるとか。
仕事をしないと信頼がなくなるとか。
「でも、そんなの関係ねえ」by よしお。
その前にわたし。
わたしが心地よくいるがこんなに大切なこととは、思ってもみなかった。←バカなの?
バカなんだけどさ。
気がついてよかった。
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