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Last Days

日曜日の夜、NHKで放送された『Last Days  坂本龍一 最期の日々』を観た。
一度ではなく、何度も。
繰り返し繰り返し、ゆっくりと観ている。

一度は『寛解』だったのが2020年末に大腸ガンが見つかり、肝臓などに転移。ステージ4だと宣告された坂本さんがどのように死と向き合い、人生を締めくくったのか。
遺族や本人が残した日記や映像から最期の日を見つめていく。


彼がどんな気持ちで、どんな時間を過ごしていたのか。今回、遺族のおかげで日記と映像から『真実』を知ることができた。
これは本当によかった。
そして、田中泯さんの『朗読』がしみた。
ナレーションはなく、事実だけでつくられた番組だったのがとても印象的でした。

『わたしだったら』



何度もそう考える瞬間があった。
何度観ても、言葉にならない感情がある。
でも、わたしもいつかは必ず彼のように『死』と向き合う日がくる。
そのとき、わたしはどう考えるんだろう。


今夜、東京では再放送があります。
重い内容だけど、ぜひ。

闘病生活に苦悩しながらも、最期の最期まで音楽とともに生きた坂本龍一さん。
その生きかたに触れられたことに感謝します。



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