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自慢じゃないけど、サプライズとかうまくやらなきゃいけないことはだいたい失敗するのはなぜだろう。

現在、わたしが参加しているトレーニング『ジャイロキネシス®︎カーディオバスキュラーブリージングプログラム』。
5月から週に2回、2か月間かけてこの新しくてユニークなプログラムを経験してほしい。と、ジャイロトニック®︎本部からの提案を日本のマスタートレーナーたちがプランし、約120名のジャイロキネシス®︎トレーナーがライブ、あるいは録画でオンライン受講しています。


このプログラムは受講をしても指導ライセンスは取れません。
積極的に参加していただくのは難しいなかで、120名が参加してくださった理由のひとつは、講師の存在だと思います(もうひとつは通訳付きだから)。

今回、日本のトレーナーたちのためにクラスを提供しているのはギリシャ在住のマスタートレーナーJackson Kellogg。
ムーブメントを体現する身体能力の高さ、感覚をシェアする的確な表現力、そして自分の持っている知識や経験を惜しみなくシェアする温かさ。
本当にこういう人がマスターなのだなと思います。
ぜひ、この動画もみてください。
ジャイロトニック®︎がエクササイズでなくアートであることがわかります。


さて、そのJacksonは昨日,5月23日がお誕生日でした。


きょう5月24日のクラスのまえに「Happy birthday, Jackson!」とサプライズでお祝いを言おう!ということで、運営チームの一人であるわたしが、その大役を仰せつかりました。

60人以上の参加者全員がこのプログラムのプラットフォームに使っているzoom上で一斉に歌うことは不可能。
なので、Birthday songを用意して、画面共有で流してJacksonにお祝いコメントを伝える。ということになりました。

なぜわたしがこの大役を仰せつかったのか。
運営チームの実働部隊は5名(わたしを含む)。
その中の一人・うちのスタジオのたなかはJacksonとともに昨日が誕生日。
彼もサプライズでお祝いされる人として、今回は4名でプランを立てていました。

4人のうち2人は仕事でこの時間にライブ参加できない、と。
そして、頼みの綱のチエさん(スウェーデン在住)。
彼女、実はすでに出産予定日を超えた妊婦で、いよいよ帝王切開するのでこれから病院に行ってきます!とメッセージが届きました。ええーっ!

というわけで、残されたのはわたし。
完全に消去法です。

わたしはサプライズが苦手です。
サプライズが苦手なだけじゃなく、zoomを使いこなすことも苦手。
あ、もちろん英語も苦手です。
なので、zoomのホストになっているJacksonに「I have an announcement to participants today. Can you share the screen with me?」というだけで、冷や汗ダラダラ。第一、この英語が正しいかどうかすらわからない。

Zoomで画面共有して、音楽を流す。
こういうのも苦手。でも、これは覚えてやればできるはず!
週末を利用して、友達に協力してもらって何度も練習しました。

トップ画像に使っている『Happy birthday, Jackson!』のプラカードのようなものも苦手だけど、作りました。
中学のとき、美術の成績「2」だったトラウマが蘇ったし。

というわけで、合っているかどうかわからない英語でJacksonに画面共有してもらって、いざ、本番!

東京スカパラダイスオーケストラの「Happy birthday」を流しながら、プラカードを出しました。「Happy birthday, Jackson!」と。
ヨシ、完璧!!


と思ったら、音楽が出てなかった。
みんながキョトンとしている。
そして、うちのたなかが隣で「何も聞こえてませんけど」と。

「Hi Jackson! Can you hear me?」
「No!」


間髪入れずにNOと言われ、焦ってチェックすると「コンピューターの音声を共有」という項目にチェックを入れ忘れたわたし。ヒーッ!

すでに取り返しがつかず、ライブクラスに参加した約60名が音無し、タイミング、音程、すべてズレズレでHappy birthdayを歌うという地獄絵図が繰り広げられたのでした。
はあ。残念すぎる。わたしが何かやるとまあ、だいたいいつもこうだけど。
自慢じゃないけど、うまくやらなきゃいけないことはだいたい失敗するタイプの人間です。なんでだろう?ちゃんと準備もしてるのに。もうやだ。


Jacksonが「I am crying」と涙を拭きながら、笑い転げていた。
なにが一体面白かったのかな? 
いつか英語で聞けるとようになったら聞いてみよ。


ちなみにJacksonの住むギリシャの海の色をイメージして、参加者の皆さんがブルー系のトップスで統一してくださったのはとても美しく圧巻でした。

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おしまい。

ぜひサポートしてください。 まだまだ日本では馴染みの薄いジャイロトニック®︎、ジャイロキネシス®︎を通じて、楽しくすこやかに生きる人たちのサポートをできるように使わせていただきます。