見出し画像

VIO脱毛のその後

抗がん剤で望まない全身脱毛を経験することになり、頭髪の脱毛を防ぐための冷却キャップ・Paxman Scalp Cooling システムを利用した。

これを利用しても、やっぱりごっそり抜けたし、頭頂部と前髪、こめかみ周りはだいぶ薄くなった。

とは言え、ほとんどのひとが完全なスキンヘッドになることを考えると、かなり効果があったのだと思う。出費は10万円以上だが、心の持ちようが全然違うことを思えば無駄遣いではなかった。

そして、普段ムダ毛として処理してしまうわき毛もなくなり、指や腕や足の毛も、まつ毛も眉毛もなくなり、VIOもなくなった。

上記の記事で、ムダ毛に関してはこのままお亡くなりになればいいと思っていたが、抗がん剤治療が終わり2か月くらいだったろうか、徐々に復活し始め、以前よりまだまだ薄くはあるものの戻りつつある。

髪の毛はパサパサ気味。一緒に入院していたひとは白髪が増えたと言っていた。くせ毛になるひともいるらしい。

ところでVIO、上記の記事でも書いたが、最近は将来の介護を考えて脱毛するひとが増えているらしい。

介護する側が、毛があることによって汚れが取りにくく大変になるからだ。

介護まで考えなくとも、若いひとだといろいろな水着を気兼ねなく着たいとか、生理の不快を軽減したいとか、デリケートゾーンのかぶれやにおいをなくしたいとか、パートナーのことを考えて、とか様々な理由があるらしい。出産に備えて脱毛するひともいるよう。

私の場合は抗がん剤によるVIO脱毛なので、医療脱毛とかサロンでの施術の経験談ではないのだが、実際VIOがなくなったことで予想外のデメリットがあった。

内容としては若干恥ずかしいので、こんなネット上にさらすようなものではないのだけれど、VIO脱毛の専門記事やサロンのサイトでは見当たらないデメリットなのに、Yahoo!知恵袋などにはちらほら困っているひとが書き込みをしていた。

少々恥ずかしい内容ではあるものの、実際私自身はかなりストレスだったので、誰でも読めるわけではない有料記事にしてみることにした。

永久脱毛してしまうと元通りにはならないようだし、後悔しかねないし。

VIO脱毛を検討しているひとや、これから抗がん剤治療の予定があるひとで、私の体験したVIO脱毛のデメリットに興味があって有料でもいいよ、という方は参考にしていただけたらうれしい。

ちなみに、内容的にはおそらく女性だけの問題で、男性にはたぶん起こらない問題だと思われるので、男性には無駄な出費になりそう。

もし売れたら、まだまだ続くがん治療費に使わせていただくつもり。

ここから先は

1,755字

¥ 300

この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?