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異文化に溶け込むこと。

先月、京都に引っ越した。初めて住む関西圏。店員さんもバスの運転手さんも、みんな関西弁だ。

電車のICカード・ICOCAは購入したものの、いまだ周囲に溶け込めない自分がいる。周りから「違うところの人」として見られているような気がしてしまう。

その前は愛知に住んでいた。その時は、周りに全国各地から集まった同期がたくさんいたおかげで、すぐに溶け込むことができた。

今回の引っ越しは一人きり。日本なんだけれど、異国に飛び込んだような気分だ。当然、知り合いもいない。

そんな中でも、京都はやはり面白い土地だから興味は尽きない。行ってみたいところはたくさんあるけれど、まだ全然回れていない。

秋くらいからはバイトもしようと考えているし、そうすれば少しは馴染めるようになるだろうか。関西弁も移るだろうか。

* * *

だけど「馴染めない馴染めない」と思っているうちはやっぱり馴染めないんだろうな。私に馴染む気がないから。

時が経てば自然に馴染むんだろうけれど、自分は九州の人間だという感覚が抜けない。方言は九州弁だけで十分だ。

愛知にいた時もそうだった。愛知の方言は使うまいと思っていたけれど、周りの人たちの影響で移ってしまった。(食べ物は結局あまり馴染めなかったけれど)

京都でも、同じなんだろう。時間とともにその文化に溶け込んでいく。

それまでは異文化として楽しむことにしよう。もうすぐ祇園祭りも始まることだし。

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