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書かないといつの間にかわすれるし、書くタイミングなくなるよね。

ということで、唐突なライブレポっす。
本日はこちら!

善光寺近くの竹風堂さん

聖志さんのコンサートが行われました。
昨年のGWに長野で行われた、筝、二胡、ピアノのコンサート▶︎写真展&ミニライブ▶︎講習会の中で、ミニライブの行われた染物工房さんに掛けられた作品を聖志さんが見て、曲を作ってまた出来たら……というお話が実現したものでした。

ろうけつ染めなのです。

1枚の絵のようですが、溶かしたろうを塗り、染料を染め分けしていく、着物で使われる技術で染められた、染物なんです。
離れたら、油絵のように陰影も重厚感あって、近くて見ても本当に布なんだ?!って驚きます。
染めてる方は可愛らしい、お着物美人なのでもう素敵を何回呟けば!(以下略)

太い梁に和風なシェードがレトロ
落ち着く空間

本日の衣装はお着物でした。

さくら

まずは皆に馴染みの曲ということで、箏曲ではおなじみのさくらを聖志さんがアレンジしたさくら変奏曲
乱善光寺は1700年頃に建立され、その頃に作られた箏曲 乱
ゆっくりな曲て4分の1の人は寝ちゃうかもという冗談をはさみながら(左手の押し手見てたら、忙しくて寝れないっす)古典曲らしい音の余韻を味わいます。

夜明け前の戯れ(うさぎ)

2羽の兄弟うさぎが、月にいるうさぎを見つけて追いかけっこしていく情景を説明してからのスタート
YouTubeや、講習会で知ってる人も多いはず。
箏曲と、詩吟の伴奏の違いに触れながら、即興での弾き方のデモとしてお題を観客席に求めると。

即興 栗餡しるこ
即興 ねこ のふたつが。

栗餡しるこは食べたことないから想像で、その前に聞き取れなくて、フランス語風な響のクリアーンシルコになったり、後で差し入れますー!!との和やかな雰囲気(笑)

大地の恵みは雄大な感じからさらさらと葉を揺らした栗の木に実がなって人の手に渡り、ふわりと薫る栗餡の湯気に高貴さを足されてどうぞ(^ω^)_凵という即興曲でした。(私の主観です!)

ねこは、猫じゃらしで遊ばせるゆらゆらーパシッ
フイ   パタパタって翻弄してるのが見え、最後は聖志さんのにゃーとか!千葉の胡弓が一瞬浮かびながら、にゃーとかどんだけ可愛いの!やられた気分でした!

風来壮烈
和楽器バンドのたる募金の話しに触れながら、福山城初代藩主・水野勝成の半生をイメージして作った曲紹介
普段は打ち込みの音があったりするので生音のみは久しぶり(馬の蹄の音や法螺貝の音)

鳥のように
おなじみの聖志さんが演奏家としてやっていこうと方向を導いた曲

ここで、ピア二ストの遠山さんが登場
ピアノソロ バッハのプレリュード846の1番

バッハの曲て聖歌というか、キラキラ降ってくる感じが綺麗でした。

雪が降るからの雪の華
この時期の長野は雪かなと、雪モチーフで。
雪は無かったけど。
普段中々やらない選曲、ピアノとの二重奏。
歌うような筝の旋律。
パッヘルベルのカノン
のだめカンタービレにちらっと触れながら始まる。
ピアノ➕筝のカノンも綺麗✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿

10分の休憩 お着替えタイム
あおさんの椿のベストに黒パンツと紫の國友さんのカットソー

芽生え
初恋の実らない、終わりを予感をさせる恋。
そんなイメージの曲というフリからすばるの7つへ

すばるの7つ
ドレミファの7音階と日本でよく使われる5音階。
それに似た六連星に似てると作られたと曲紹介。
北斗七星でもカシオペアでもなく、すばるです

まなこ
元々いとあやしで雨月物語(和風怪奇話集)を読んだ聖志さんが、主人公の豊雄ではなく、ヒロインであるまなこの視点で描かれた曲で、筝の2重奏に作られた曲を今回は遠山さんがアレンジしてピアノに。
この曲の紹介で、いつも思うのは、聖志さんの豊雄がカッコよすぎなんです。原作だと優しいけれど、自立しない庄屋のボンボンで女好きみたいな?
まなこと別れ、親の進めるまま結婚するし、まなこを倒そうとする、割と情けない人なのです。
今日は珍しく豊雄に新しい奥さんがいての話があって、会場がちょっとザワザワしてた(笑)
最後の方のピアノがまなこの葛藤してる感あって良かったです!主人公はまなこさんだし。

BESIDE
写真展をした時に作られた曲で、普段身近にあり過ぎて当たり前になっている大切なもの。
そんなものにフォーカスした曲。
作られた時期がボカロ曲の時でどんどんハードルをあげた曲。
聖志さんのソロイベントではおなじみ。

Under The Rose
秘密の意味で使われる言葉で、古代神々の会議の間には薔薇が描かれ、その下で話したことは外に出してはいけない。

今回のコンサートのキー曲。
福山のバラ祭りで初披露された曲だけど、ピアノの伴奏が入ることで、小さな男の子と女の子のたわいも無い約束が可愛らしく表現されてて、聖志さんにしては珍しくポップで可愛い曲になっている。

本編終了からのアンコール

愛燦燦

調弦しながらのMC、曲の紹介やイメージの共有等はありながら、演奏重視のコンサートとなりました。
ほんわかしながら、聴きごたえ感ありありなあっという間の時間でした。


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