起業のきっかけとマクドナルド
「なんで起業したんですか?」とあらためて聞かれて思いだしたことがある。 正直な話、起業のタイミングは「たまたま」。でもさらに遡って考えると「ドナルド・マクドナルドハウス」がきっかけかもしれないと思った。
もう10年以上も前の話だけど、弟が小児がんで他界した。 子どもの重い病気を治療できるのは、地方だと大学病院しかない。実家は佐賀の田舎だったので、両親はほぼ住み込みで看病をした。長期にわたる闘病生活。簡易ベットで寝泊まりするのは、かなりつらい。ホテルに泊まれば何十万もかかる。
そんななか、看病中の家族のために病院の近くに1泊数百円で泊まれる施設を見つけた。それが「ドナルド・マクドナルドハウス」。名前のとおりマクドナルドが運営している施設。そこを利用させてもらってるとき、「助かるわ」と言っていた親の顔が忘れられない。
僕はまだ10代だったけど「会社が利益を出して困っている誰かを助ける」ってこういうことなんだなと実感した。利益を出して社会貢献をする。そんな存在に自分もなりたいなと思った。いま思えば、これが起業のきっかけになっているのかもしれない。
というわけで、今日のお昼は久しぶりにマック。レジの横に置いてある募金箱に、そっとお金を入れる。そんな遠くない未来、こんなことができる会社になる。
先日のツイートの備忘録でした〜。
https://twitter.com/yukiharuharu/status/1585890643502452737
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