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(終了)2019年前期工房展を行います

(終了しました。ありがとうございました)

自分の名前「仁平幸春」で検索すると、このnoteがトップヒットするので、現在サーバトラブルでサイトが表示されない状態に陥っている我が工房は、こちらにも広告を打って置こうということになりまして・・・展示会のお知らせです!

当工房は「工房展」と題しまして、新作発表会を毎年2〜3回、あえて普段制作している工房を片付けて作品を陳列するだけ、という産直販売のようなことをしております。

あまり馴染みのない職種ですので、その制作現場の雰囲気のなかで新作をご覧いただくのも楽しいのではないか?という趣向です。

制作現場で、制作者が、制作した作品をお見せし、解説し販売する、という会です。

一般の方、業界の方、どちらもご覧いただけます。ご予約は必要ありません。

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2019年前期フォリア工房展「古典2」

4月13日(土)〜16日(火)
12:00〜19:00 会期中無休

175-0093
東京都板橋区赤塚新町2-14-7
龍園ビル401
03-3604-2890
Foglia フォリア

「副都心線 地下鉄成増」あるいは「東武東上線 成増」駅 徒歩7分

成増駅からの道順は こちら(Instagram

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染め屋の仁平幸春です。

2019年前期フォリア工房展のお知らせです。

今回の工房展は、去年に引き続き「古典」をテーマに制作したものを中心に行います。

フォリアでは「古典エレガントポップ」というキーワードで常に制作しておりますが、それは「古典が本来持っている生命力・楽しさ・ポップさ」を現代に表したいという思いからです。

古典は、決して権威的なもの、厳格なものだけではありません。しかし、どうしても古典というとそのようなものと捉えられていると思います。そんな状況から古典を開放し、現代人が「古典と身構えずに出会う」ことを目指し、和装化する。そのような制作姿勢です。

DM写真の夏名古屋帯(タイコ部分)は、桃山時代の「秋草文蒔絵硯箱」の丸い硯と装飾の月と桔梗の花の並びがとても斬新だったので、そのイメージを現代の帯として「再構築」したものです。

ただ「古典文様を真似しただけ」では、現代人がつくる古典とは言えません。

現代、古典とされ見本にされているものは、出来上がったばかり時には、私が今その古典を観て感じるような斬新さと発見が同じくあったと思うのです。

「時間を超越して、古の人々と交信することが出来る」

これが、固有の長い歴史を持つ国の人々が味わえる奥深い文化ですし、また、それは国や文化の違いを超えた、人間にとっての共有財産でもあります。

そのような「古典と再度出会う」ことを目指して制作しております。

着物・名古屋帯・帯揚げ(天然染料・化学染料)半襟・染額・その他小物、絵画を展示しております。

今回は着物・帯共に夏物を多く制作しました。

工房所属の染色作家の甲斐凡子作品もございます。

皆さまのご来場をお待ちしております。

2019年4月9日

フォリア 仁平幸春


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