未熟だった頃に自分が撒いた種を、回収して処分する作業に見回れる日々。
種を撒いたのは自分だけれど、撒く場所を間違えたのも自分。
固いコンクリートの上に撒いた種は、
根を生やすことも実を結ぶこともなく、
多くの車にひかれて砕け散る。
花すら咲かせられなかった種に謝る日々。

[夢]

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