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仕事が辛いと思ってるあなたへ。 ② 〜料理は愛情〜

この言葉。ある程度"食"に重きを感じる人からすれば当たり前のこと。でも料理を作ったことがない人からすれば理解不能かもしれない。

好きだから、楽しいから=美味しいではない。

あくまで美味しくなる可能性があるということです。

お金をもらう仕事としてならスタートラインに立てますよ。くらいでしょう。

野球ならば甲子園常連校に入部したから必ずプロ野球選手が保証されるわけでもなく、

芸能事務所に入ったからテレビに出れると決まっているわけではない。

どの世界でもプロ(=対価としてお金を稼ぐ)と呼ばれる人はその分野において、その事だけを深く考え、色々なものを犠牲にしていると思う。

料理の世界も同じなのだが1つだけ特殊であり最強の調味料が"愛情"だ。このお肉をジューシーに焼くためには?この魚は口に入れるとこんな食感だから切る厚さは?この野菜は味が染みやすいけど崩れやすいな。とかそこに食べる人への配慮がある。

いつでも食べてくれる人を想像しながら料理と向き合えれば周りが認めるくらいの腕になってることは間違いない。

しかも料理人は他の仕事に比べて誰でもプロになれるチャンスがある。

今までレストランに行ったことなくても、今まで料理を作ったことが無くてもだ。

何故ならあなたはその味を経験して知っているから。

そう、それは親だ。

赤ちゃんの離乳食にしたって栄養バランスを考え、アレルギーや食べやすい大きさに気を遣い、しかも自ら笑顔で食べさせてあげる。思春期の生意気な時期でも「今日はカレーだから早く帰って来なさいよ」など。

しかも親は誰かに褒められたいからやってるわけでもなく、給料をもらってるわけでもない、自分時間を犠牲してまでも毎日のように料理をつくってくれる。

だから究極の愛情の味をあなたは知っているはずだ。

もしいま料理人を諦めようとしてる人がいれば、実家に帰り親御さんに何でもいいので料理を作ってあげてください。きっと親は「美味しいよ!」と言って常連さんになってくれるはずです。






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