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おせっかい企画#1 『見習い』から『シェフ』なるまで

これから不定期に更新したいと思う専門職である【料理人】が、見習いから一人前になり店舗を任されシェフ、または独立するまでテーマの企画。

あくまで僕の目線になるが、リアルな現場の話から立場による考え方の変化、厳しさ楽しさなどを体験談をふまえ話していきたい。結論から言うと誰でもシェフになれるわけではない。よく厨房は戦場だ!と言われるが半分正解で半分は間違いだ。ただ僕も大好きなキングダムのように戦術や心構えは必要だと感じるし、好きだけでは越えられない厳しい現実の壁もある。

しかしそこに必要なスキルやテクニックなどを知っているだけで毎日の成長スピードは確実に違う。僕が今まで飲食業のおかげで出会えた素敵な先輩達に教わったり本を読んで学んだ事など含めなるべく分かりやすく忠実にお伝えしたい。時系列で連載する予定なので、今まさに見習いから始まった同業の若手世代に参考になれば本望です!

見習いとシェフの違い

よく勘違いされるのだが日本のレストランにおいて「料理をつくる人=シェフ 」ではない。この場合、西洋料理におけるシェフとは厨房のトップを指し大体のレストランでは店舗につき1人しかいない場合が多い。

他業種の人と話していると、よくあったのが「レストランで働いてるの?すごいね!シェフだ!」最初の頃は「違うんです。シェフは1人だけで、あとはコックなんです。僕はまだまだ始めたばかりなので見習いコックなんです!」と答えていた。そのうち説明するのも時間かかるし、たぶん相手にとっても、どうでも良い内容だなと気づいた時から答えは「そうなんです!シェフなんですよー!」と言うようにした。(その時だけ自分はシェフなんだぜ!と思えると、まぁまぁ気分が良い)ただ記事の中では差別化した方が分かりやすいので、あえて「シェフ」を役職とする。

何度もお伝えするが、この企画は未来を担う若手料理人を応援する「おせっかい」な参考書として役立ててほしい。何事もそうだが人の真似では価値はない。

まずは真似からするプロセスも必要だか自分のフィルターを通したことがオリジナルであり、そこにこそあなただけの価値ができる。

僕も今でも同じように自分に言い聞かせているので一緒に成長していきましょう!!


最後まで貴重なお時間を頂きありがとうございます 僕は料理しか作れないのでnoteはすべて無料で公開しています。 もし何か価値を感じてサポート頂けたら嬉しすぎて全力で、なつきます